2016年4月に発生した熊本地震から約3年半が経った熊本県。熊本市の中心市街地では熊本のシンボル・熊本城の復旧が急ピッチで進められ、賑わいを創出する新ランドマークも誕生。九州のど真んなか、旅する起点としても好立地の熊本へ、出かけませんか?
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熊本市街地に誕生した新ランドマーク「サクラマチ クマモト」
2019年9月、熊本市中心街の桜町に開業した大型複合施設「サクラマチ クマモト」。熊本県内外から乗り入れする日本最大級のバスターミナルをはじめ、人気の地元飲食店など149店舗のテナントが集結する商業施設やホテル、大型ホール、シネマコンプレックス、マンション、駐車場などが集約。熊本城まで歩いてすぐの立地にあり、熊本城へ繋がる「おもてなしの庭」として旅人を迎えてくれます。各階の屋外デッキには優美な緑化が施され、屋上には江戸時代に築かれた「陽春庭」をモチーフとした日本庭園を再現。熊本旅のスタートにここへ立ち寄り、まずはひと息つきましょう。
住所 熊本県熊本市中央区桜町3-10 TEL 096-354-1111(サクラマチ クマモト)
2カ月で10万人突破! 熊本城の特別公開は必見
熊本地震で大きな被害を受け、いまだ復旧工事が続く熊本城。城内への立ち入りはまだ規制されていますが、2019年10月から特別公開第1弾がスタート(日曜、祝日のみ。平日は城外から見物可)。工事用スロープを通り、外観が復旧した大天守などを間近に見ることができます。日本3名城として人気を集めてきたお城だけに、公開開始からわずか2カ月で入園者10万人を突破。大災を乗り越えてよみがえった勇壮な姿は、心打たれるものがあります。桜の名所としても知られ、開花時期に訪れれば、感動もまたひとしお。
(写真提供:熊本城総合事務所)
住所 熊本県熊本市中央区本丸1-1 TEL 096-352-5900(熊本城総合事務所) 特別公開 日曜、祝日9:00〜17:00(原則) 入場料 高校生以上500円、小・中学生200円、未就学児無料
タイムスリップした気分。歴史を学び、地元グルメに舌鼓
熊本城散策と合わせて立ち寄りたいのが、熊本城のふもとに位置する観光施設「桜の馬場 城彩苑」。江戸時代にタイムスリップしたような町並みが再現され、熊本の豊かな食文化や特産品と出合える「桜の小路」、肥後54万石の歴史と文化を映像や芝居、ゲームなどで学べる「熊本城ミュージアムわくわく座」で構成されています。定期的に開催されている「熊本城おもてなし武将隊」のステージも見逃せない!
江戸時代と被災前の熊本城の姿を全範囲バーチャル映像で紹介。
住所 熊本県熊本市中央区二の丸1-1 TEL 096-288-5600(わくわく座)
096-288-5577(桜の小路) 入館料 わくわく座:300円 ※桜の小路は無料
2館共通入園券(熊本城+わくわく座):大人600円、小・中学生200円
これぞ大人の愉しみ方。「人力車」で小粋に城下町散策はいかが?
これらのスポットを徒歩や周遊バスで巡るのも良いですが、せっかくなら「人力車」で散策するのもオツなもの。芝生広がる熊本市民憩いのスポット「二の丸公園」駐車場から熊本城を一望できる「加藤神社」までの道を周回してくれます。レトロな気分を味わいながら、観光客から羨望の眼差しを集めること間違いなし。熊本城をバックに思い出に残る写真を残しましょう。利用料金は時間、距離、運行内容によって異なりますので、詳しくは問い合わせを。※3日前までに事前予約が必要です。
住所 熊本県上天草市松島町合津 TEL 090-3412-8927(熊本人力車 肥後力俥)
〜まとめ〜
いかがでしたか? 熊本駅から熊本城周辺の市街地までは路面を走る熊本市電(大人170円)で移動するもよし、熊本城界隈の観光地をつなぐ熊本城周遊バス「しろめぐりん」(大人160円・1日乗車券 大人400円)を利用するもよし。市街地には日本屈指の規模を誇るアーケード街もあり、活気に満ち溢れています。“元気”と“刺激”をもらえる火の国・熊本へ、いざ!
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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