世界遺産「富岡製糸場」のある群馬県富岡市に、群馬県立世界遺産センター「世界を変える生糸(いと)の力」研究所 (略称:セカイト) が、2020年春オープンします。
同センターでは、2014年6月に世界遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産としての普遍的な価値や魅力を分かりやすく紹介するとともに、世界遺産や、絹産業、絹に関する歴史・文化等の研究に取り組み、総合的に情報を発信します。
同センターは、上信電鉄「上州富岡駅」から徒歩1分の場所にある歴史的な倉庫群「富岡倉庫」のうちの一つ、明治33年に建てられたレンガ積みの1号倉庫に開設されます。歴史ある建物が最新の展示施設にリノベーションされました。群馬の絹文化について学んでから世界遺産を構成する各資産 (富岡製糸場・田島弥平旧宅・高山社跡・荒船風穴) へ訪れると、世界遺産の価値をより深く知ることが出来ます。
【施設情報】
施設名称:群馬県立世界遺産センター「世界を変える生糸(いと)の力」研究所
略称:セカイト
住所:群馬県富岡市富岡1450-1
電話番号:0274-67-7821
開館時間:9:00~17:00
観覧料:無料
休館日:
3月~11月 毎月最終水曜日 (祝日の場合は翌日)
12月~2月 毎週水曜日 (祝日の場合は翌日)
12月29日~12月31日
その他臨時休館あり
アクセス:
上信越自動車道富岡I.C.から車で約10分
上信電鉄上州富岡駅から徒歩1分
富岡製糸場から徒歩10分
ウェブサイト:
https://worldheritage.pref.gunma.jp/
■日本遺産「かかあ天下 -ぐんまの絹物語― 」
同センターでは、世界遺産だけでなく日本遺産「かかあ天下 -ぐんまの絹物語― 」についても紹介しています。日本遺産「かかあ天下 -ぐんまの絹物語― 」は絹産業に関する13の文化財で構成されており、かつて養蚕・製糸・織物の絹産業で家計・経済を支えた群馬県の女性の活躍を感じることのできる物語です。 平成27年4月に日本遺産として文化庁に認定されました。
■日本遺産を楽しむ旅ガイドコラム「きぬ旅」公開!
群馬県は、日本遺産「かかあ天下 -ぐんまの絹物語― 」を楽しむ旅ガイドコラムWebサイト『きぬ旅』を3月3日に公開しました。日本遺産構成文化財のある桐生市・甘楽町・中之条町・片品村の「女子旅」「カップル旅」「親子旅」プランを案内人が周遊、 日本遺産・グルメ・観光・体験などのおすすめスポットを紹介しています。
<きぬ旅Webサイト>
https://worldheritage.pref.gunma.jp/kinutabi/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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