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投稿日:2020.05.26 Tue

大桟橋から赤レンガ倉庫、新市庁舎へ。港ヨコハマ満喫!最新お散歩コース

大桟橋から赤レンガ倉庫、新市庁舎へ。港ヨコハマ満喫!最新お散歩コース

気持ちよく晴れた休日は、横浜で海を見ながらお散歩しませんか?今回は山下エリアから新港ふ頭、みなとみらいをつなぐお散歩ルートを紹介します。大さん橋、象の鼻パーク、赤レンガ倉庫、横浜ハンマーヘッドなど魅力的なスポットが次々と連なるベイサイドエリアは、実は意外にコンパクト。2020年開通の女神橋や、横浜市新市庁舎の情報もお知らせします。

<ルート>
【山下エリア】山下公園~大さん橋~象の鼻パーク~【新港エリア】横浜赤レンガ倉庫~マリン&ウォーク ヨコハマ~横浜ハンマーヘッド~女神橋~【馬車道エリア】横浜市新市庁舎

海の上に突き出したウッドデッキと芝生の広場「大さん橋」

海の上に突き出したウッドデッキと芝生の広場「大さん橋」

まずは山下公園から「横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル」へ、昔の貨物線の高架跡を活用した「山下臨港線プロムナード」を歩いていきましょう。大さん橋に停泊している客船や、象の鼻パークがよく見えます。
国内最大級の大型客船ターミナル、大さん橋には、出入国ロビーのほか、ホールやレストランもありますが、おススメはウッドデッキと天然芝が広がる屋上広場です。ゆるやかな傾斜が波のように続くユニークな設計の広場の愛称は、「くじらのせなか」。横浜港に突き出たせなかの先に立てば、大海原に悠々と出港していく気分が味わえます。
(写真提供:神奈川県観光協会)

住所 神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4  TEL 045-211-2304(総合案内)  URL https://osanbashi.jp/  

鼻の先から港の歴史が見える「象の鼻パーク」

鼻の先から港の歴史が見える「象の鼻パーク」

大さん橋の付け根あたりから海に向かって左手に広がるのが、象の鼻パークです。安政6年(1859年)、横浜港はまさにこの地に開かれました。「象の鼻」という名前は、湾曲したかつての波止場の形から。写真の「象の鼻防波堤」は明治時代の姿を復元したもので、古い石積みが静かに波に洗われています。
防波堤からは、運河の向こうに赤レンガ倉庫やみなとみらいのビル群が、陸側には横浜三塔のひとつ、優美な「クイーンの塔」(横浜税関)が一望できます。鼻の先まで歩いて、横浜の過去と現在を感じてください。

住所 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目  

にぎやかな「赤レンガ倉庫」で遊んだら、開放的な「赤レンガパーク」へ

にぎやかな「赤レンガ倉庫」で遊んだら、開放的な「赤レンガパーク」へ

「象の鼻パーク」を過ぎると、新港ふ頭。「横浜赤レンガ倉庫」はもう目の前です。20世紀初頭に建てられた倉庫を復元した2つの棟には、ショップやレストラン、ホールなどがぎゅっと詰まっています。さまざまな催しが開かれるイベント広場は、いつもにぎやか。休憩したり遊んだりしたら、広場の先の「赤レンガパーク」へ。
開放感いっぱいの公園には、ベンチのあるあずまやがたくさん。大正建築の遺構を利用した花壇には、野趣あふれる草花が植えられて、どこかヨーロッパの遺跡のような雰囲気です。公園の隣には、北朝鮮の工作船を展示する「海上保安資料館 横浜館」という意外な施設も。興味がある人は立ち寄ってみて。

横浜赤レンガ倉庫
住所 神奈川県横浜市中区新港1-1  TEL 045-227-2002
(2号館インフォメーション/ 受付時間 11:00~20:00)
 
URL https://www.yokohama-akarenga.jp/  


海上保安資料館 横浜館
住所 神奈川県横浜市中区新港1-2-1  TEL 045-662-1185  URL https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/kouhou/jcgm_yokohama/ 

個性的なショップが並ぶモール「マリン&ウォーク ヨコハマ」

個性的なショップが並ぶモール「マリン&ウォーク ヨコハマ」

赤レンガパークに隣接しているのは、海沿いの倉庫街に街路をつくるという発想から生まれたオープンモール「マリン&ウォーク ヨコハマ」です。規模は小さめですが、海に向かって立つ建物に、個性的なファッションや雑貨のショップ、飲食店が並びます。

住所 神奈川県横浜市中区新港1-3-1  TEL 045-680-6101(11:00〜18:30)  URL https://www.marineandwalk.jp/ 

力強いクレーンは新港ふ頭を象徴するモニュメント「横浜ハンマーヘッド」

力強いクレーンは新港ふ頭を象徴するモニュメント「横浜ハンマーヘッド」

「マリン&ウォーク ヨコハマ」の斜め向かいには、2019年秋にオープンした「横浜ハンマーヘッド」があります。客船ターミナル、ホテルのほか、“食”をテーマにしたレストランやショップがいろいろ。港を見渡す三方向にめぐらせたオープンデッキには、多くのレストランやカフェがテラス席を設けていて、リゾート気分がいっぱいです。
ハンマーヘッドとは、貨物船の積み荷を降ろすために使われたクレーンの名称。建物のすぐ前に力強く立つハンマーヘッドクレーン(写真)は1914年に設置されたもので、2018年には歴史的遺構として土木遺産に登録されました。このモニュメントの周辺も公園として整備中です(2020年オープン予定)。

住所 横浜市中区新港2-14-1 TEL 045-211-8080
(インフォメーションカウンター/ 受付時間 10:00~21:00)
 
URL https://www.hammerhead.co.jp/ 

新港ふ頭とみなとみらいエリアを結ぶ「女神橋」

「ハンマーヘッド横浜」のお隣、「カップヌードルミュージアムパーク」が新港ふ頭の北の端です。2020年7月には、このパークとみなとみらいエリアをつなぐ歩行者デッキ「女神橋」が開通します。「女神橋」を渡れば、新港ふ頭と「パシフィコ横浜」や「ぷかりさん橋」などのみなとみらいの中央エリアが直結。山下エリアから新港ふ頭、みなとみらいまで、海際をぐるりと歩けるようになります。

大岡川がおしゃれに生まれ変わる!横浜市新市庁舎の水辺テラス

大岡川がおしゃれに生まれ変わる!横浜市新市庁舎の水辺テラス

今回紹介する海沿いのお散歩ルートはここまでですが、帰る前にもう少しだけ寄り道を。港から少し離れて、2020年6月に供用が始まる新しい横浜市役所まで足を延ばしましょう。
真新しいオフィスビルの足元、大岡川の河岸をデッキとして整備したテラスは、多くの花が植えられ、ゆとりを感じられる空間。みなとみらいのビル群もよく見えます。川に面した市庁舎の1階・2階にはレストランやカフェがオープンし、3層吹き抜けのアトリウムでは、パブリックビューイングなどのイベントも開かれる予定。新たな人気スポットになりそうです。

住所 神奈川県横浜市中区本町6-50-10  

〜まとめ〜

開港の歴史を大事にしつつ、新しい施設が次々と誕生し、生まれ変わっていく横浜ベイサイド。ひとつのスポットを遊び倒すのもいいけれど、寄り道しながらのんびり海沿いを歩くのはなんといっても気持ちがいい!海と空と緑がいっぱいの公園やプロムナードを歩いては、好きなところでランチやおやつ、買い物もできる。そんな家族連れにも、デートにもぴったりのお散歩ルートです。


今回ご紹介した各施設では、2020年5月26日現在、コロナウィルスの感染拡大を防止するため、休館や営業時間の短縮などの対策を取っています。詳細やオープン状況などはそれぞれのホームページなどで必ずご確認ください。
・大さん橋 ロビーやホールは2020年5月31日(日)まで閉鎖予定。屋上公園は、同日まで22:00~翌5:00は閉鎖
・横浜赤レンガ倉庫 臨時休館中
・海上保安資料館 横浜館 臨時休館中
・マリン&ウォーク横浜 時短営業、休業店舗あり
・横浜ハンマーヘッド 時短営業、休業店舗あり

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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