国立科学博物館 筑波実験植物園では、アガベ・サルミアナ・フェロクスが開花しました。
34年間の時を経て今回が初めての開花です。見頃は2020年6月末頃までと予想されています。
花芽が確認されたのが2019年12月。冬の寒さにも負けず、5ヶ月以上かけて伸びました。
はじめはゆっくりでしたが、暖かくなってからぐんぐん成長。花序は現在、高さ6.65mに伸びました。
この株が筑波実験植物園にやってきたのは1986年、今から34年前のことです。そして今回が初めての開花。大切に守られ、育てられ、6月にようやく開花しました。たいへん見応えのある植物ですが、開花すると枯死してしまいます。
■アガベ・サルミアナ・フェロクスとは
クサスギカズラ科リュウゼツラン属の1種。メキシコの乾いた草原に生えています。株の直径は3m以上、花序は7~8mにもなる巨大な草です。筑波実験植物園の株の花序は現在、高さ6.65mに伸びました。
メキシコでは、プルケと呼ばれるお酒の原料として使われます。
【国立科学博物館 筑波実験植物園】
開館時間:9:00~16:30(入園は16:00まで)
休館日:
毎週月曜日(祝日・休日の場合は開園)
祝日・休日の翌日(土曜・日曜日の場合は開園)
年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:
一般・大学生 320円
高校生(高等専門学校生含む)以下および65歳以上 無料
所在地:茨城県つくば市天久保4-1-1
問い合わせ:029-851-5159(代表)
公式ウェブサイト:
http://www.tbg.kahaku.go.jp/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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