島根県立美術館では、「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」を開催します。
フランス、シャンパーニュ地方の古都ランスは、歴代国王の戴冠式が行われた歴史とともに、その名の通りシャンパーニュ(シャンパン)の産地として知られています。その街の中心に建つランス美術館は、19世紀絵画とりわけ風景画コレクションが充実しており、特に、カミーユ・コロー(1796-1875)の作品は、ルーヴル美術館に次いで、数多く所蔵されていることで有名です。
本展ではリニューアル休館中の同館コレクションにより、コローの傑作の数々をはじめ、バルビゾン派の画家たちやギュスターヴ・クールベ(1819-1877)、ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)、そして、クロード・モネ(1840-1926)、ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)、カミーユ・ピサロ(1830-1903)ら印象派へと至る19世紀フランス風景画の流れを紹介します。
【開催概要】
展覧会名 :「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」
会期:2020年9月12日(土)~11月3日(火・祝)47日間
会場:島根県立美術館 企画展示室
開館時間:
[9月] 10:00~日没後30分
[10-11月] 10:00~18:30
(展示室への入場は閉館時刻の30分前まで)
休館日:火曜日(ただし9月22日、11月3日は開館)
感染症対策のためご観覧の前に日時指定をお願いします 。
日時指定はこちらから:
https://www.e-tix.jp/shimane-art-museum/
本展は、新型コロナウイルス感染症対策のため事前の日時指定による定員制。(60名様/30分ごと)
また日時指定サイトより日時指定入場券をオンラインで購入可能。(クレジットカード・d払い)
(当日定員に空きがある場合は、 館内・総合受付にて日時指定当日券を購入できます。 )
観覧料:
■オンライン日時指定入場券(企画展+コレクション展)
一般:900円 大学生:700円 小中高生:300円
■日時指定当日券(企画展+コレクション展)
一般:1,150円 大学生:700円 小中高生:300円
■日時指定当日券(企画展のみ)
一般:1,000円 大学生:600円 小中高生:300円
主催:島根県立美術館、 TSKさんいん中央テレビ、 山陰中央新報社、 SPSしまねグループ
企画・監修:ランス美術館
<みどころ>
1)フランス絵画の宝庫・ランス美術館の至宝が来日。
シャンパン製造業や繊維産業による繁栄を背景として、ランス美術館にはフランス絵画の名品が多数収蔵されています。本展では同館選りすぐりのコレクションを中心に76点(油彩画50点、 版画26点)を一堂に展示。なかでもフランス国内においてルーヴル美術館に次ぐ所蔵点数を誇るコローは16点来日するという、またとない機会。 同館リニューアル休館中の今だからこそ実現した企画です。
2)19世紀フランス絵画を代表する画家たちが勢ぞろい。
コロー、クールベ、ブーダン、モネ、ピサロ、ルノワールら著名な画家たちをはじめ37作家の作品が本展を彩ります。なお、2階コレクション展示室では島根県立美術館が所蔵するコロー、クールベ、モネらの作品も展示。企画展とあわせてお楽しみください。
3)近代フランス風景画の変遷をたどる。
フランスの風景画の歴史において重要な役割を果たしたミシャロンやベルタンから、彼らに学んだコローやバルビゾン派の画家たち、モネを戸外制作に導いたブーダンなどの作品を通じて、風景画の成立から印象派の誕生に至る過程をひもときます。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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