Customize Consent Preferences

We use cookies to help you navigate efficiently and perform certain functions. You will find detailed information about all cookies under each consent category below.

The cookies that are categorized as "Necessary" are stored on your browser as they are essential for enabling the basic functionalities of the site. ... 

Always Active

Necessary cookies are required to enable the basic features of this site, such as providing secure log-in or adjusting your consent preferences. These cookies do not store any personally identifiable data.

No cookies to display.

Functional cookies help perform certain functionalities like sharing the content of the website on social media platforms, collecting feedback, and other third-party features.

No cookies to display.

Analytical cookies are used to understand how visitors interact with the website. These cookies help provide information on metrics such as the number of visitors, bounce rate, traffic source, etc.

No cookies to display.

Performance cookies are used to understand and analyze the key performance indexes of the website which helps in delivering a better user experience for the visitors.

No cookies to display.

Advertisement cookies are used to provide visitors with customized advertisements based on the pages you visited previously and to analyze the effectiveness of the ad campaigns.

No cookies to display.

トップページ >温泉宿とその女将たち

投稿日:2021.04.07 Wed

更新日:2023.03.31 Fri

福島県 いわき湯本温泉「旅館こいと」 女将 小井戸文恵さん

福島県 いわき湯本温泉「旅館こいと」 女将 小井戸文恵さん

福島県南部に位置するいわき市。ここに1300年もの歴史を持つ温泉地「湯本温泉」があります。観光色の強い温泉街ではないものの、街の中に旅館や温泉宿が点在し、地元の人にとっては古くから暮らしに温泉が根付いていた様子がうかがえます。昭和40年代、本州で最大規模の炭田・常磐炭鉱があったというこの土地には、採掘現場から毎分100トンもの温泉が吹き出していたのだとか。その湯は川に流されていたので、川で湯あみをする人も多くいたようです。そんな湯の街で昭和24年から旅館を営む「旅館こいと」をご紹介。

3つの源泉が混合する珍しい泉質

3つの源泉が混合する珍しい泉質

湯本温泉は、硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉の3つの泉質が混ざり合うという、全国的にも珍しい場所。昔、戦で傷を負った武士がこの地を訪れて湯治したという伝説も残されているほどです。
男湯と女湯それぞれに露天風呂を完備。露天風呂は小さな庭山に面しており、四季の移ろいや鳥のさえずりを聴きながら、リラックスできます。よりプライベートな空間を楽しみたいなら、貸切風呂もおすすめ。
特筆すべきは、100%源泉の掛け流しであるということ。熱すぎる場合を除き、加水は一切していません。身体の芯から温まることで毛細血管の巡りがよくなるといわれており、動脈硬化の予防や鎮痛効果も期待できます。保温効果にも優れ、冷え性にも効果的。お肌もしっとりつるつるになれることでしょう。

神社に見守られながら和室でほっこり

神社に見守られながら和室でほっこり

客室は全28部屋の純和室で、ゆったりと足を伸ばせると評判。南向きに面した部屋では、目の前に山が広がり絶景が楽しめます。パワースポットとしても知られる湯本神社もあり、見守られているようなありがたさを感じられそう。またこのあたりには、負傷した鶴を助けたところ、その御加護を受けて温泉を開いたという「鶴の伝説」も残されているのだとか。パワーをしっかり受け取って、癒されながらほっこりと過ごしてみては。

カジュアルなダイニングバーで酔いしれて

カジュアルなダイニングバーで酔いしれて

モダンなJAZZが流れるバー「1%ER(ワンパーセンター)」では、原木のままの生ハムや、お酒によく合うシェフ特製の肉料理がいただけます。音楽ライブを開催することもあるそうで、湯上りに浴衣で楽しむ人も。一人でも気軽に入れるダイニングバーで、落ち着いた大人の夜を堪能しましょう。
また朝食は、地元の素材を使った家庭的な和食を提供。「やさしいおふくろの味で癒される」と常連客からは人気です。ほっこりとした朝食に、女将との会話も弾みます。

いわき市を楽しみ尽くせる旅を

いわき市を楽しみ尽くせる旅を

いわき市にはサイクリングロードで有名な「サンシャインロード」があり、全国からライダーが訪れています。「旅館こいと」のサイクリングプランでは、部屋にフックを設置して自転車を置くことができるようにしたり、館内の無料ランドリーでウエアを洗濯できたりと、まさにライダーには至れり尽くせり!他にも、狭いニーズに細やかに応えられるようなプランや、旅館の中だけでなく温泉街やいわき市を丸ごと楽しめるような滞在型のプランを作っていく予定なのだとか。訪れるたびにその土地の新しい魅力に気づくことができそう。

お客様に育てられていることを忘れずに

お客様に育てられていることを忘れずに

「嫁いできたばかりの頃は、慣れない旅館業に戸惑いました」と話す、小井戸文恵さん。どうすればお客さんに喜んでもらえるのかわからず、泣いて過ごすことも多かったそうです。しかし自分なりのおもてなしの方法を模索していくうちに、だんだん楽しいと思えるように。やがて、いつも緊張してしまう常連さんに「やっと女将らしくなったな」と言われ、嬉しくて涙がこぼれたといいます。「お客さんに育てていただいていたんだなと、その時初めて思いました。その一言に感謝し、忘れることなく女将を続けていけたらと思っています」。
そんな小井戸さんが大切にしていることは、「あたたかく、思いやりが伝わるおもてなし」。「マニュアル通りでなくても、方言が出ていても、お客様にとって『いい滞在だった』と思っていただけるように日々心がけています」とのこだわりを話してくれました。
女将のおもてなしを感じながら、ゆったりと福島の旅を楽しんでみては。

いわき湯本温泉 旅館こいと
住所/福島県いわき市常磐湯本町笠井1番地
TEL/0246-42-2151

Posted by

Drive! NIPPON編集部

Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。

RECOMMENDED

東北エリアのおすすめ記事

» language / 言語