「海と灯台プロジェクト」を運営する全国灯台文化価値創造フォーラムは、11月1日が「灯台記念日」であることにちなみ、2020年に、日本財団が海上保安庁とともに設定した「海と灯台ウィーク」(11月1日~8日)を、2年目の今年も開催します。
「海と灯台ウィーク」は、全国一斉に「灯台へ行こう!」と呼びかけ、灯台の持つ魅力的な景観や社会・歴史的な意義(貢献)を伝えるとともに、灯台を起点とした新たな価値を創り出すなど、期間中、灯台を巡るさまざまな企画を推進します。
「海と灯台ウィーク」の期間中は、全国で気軽に灯台に触れ合える8日間として、海上保安庁や地方自治体等の関係団体と連携し、全国42箇所の灯台での一般開放や展示・講話等のイベントや来訪者への灯台グッズプレゼント、全国46市町村との灯台来場促進キャンペーンを実施。
また、「海と灯台ウィーク」に先駆け、オリジナル番組の放映や全国の灯台有識者のネットワークづくりなど、灯台の価値を掘り下げ、伝承していく活動も同時期に実施します。
さらに「海と灯台ウィーク」 Twitter投稿プレゼントキャンペーンも実施。テーマに沿って、Twitterでお気に入りの灯台写真を投稿。抽選で「灯台のまち」を楽しめる旅行券、家で灯台美を楽しめる灯台オブジェが当たります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
この「海と灯台ウィーク」は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
【「海と灯台ウィーク」実施内容】
名称:「海と灯台ウィーク」
日時:2021年11月1日(月)~11月8日(月)
主催:全国灯台文化価値創造フォーラム
共催:海上保安庁
実施施策:
■「海上保安庁」との連携イベント事業
海上保安庁により、昨年から拡大した全国42箇所で、灯台の一般開放や灯台に関連する様々な展示、講話等のイベントを実施。来場者に記念バッジを配布するなど一般の方々が気軽に参加でき、「海と灯台」に想いを馳せるきっかけづくりとなる内容。「海と灯台ウィーク」×海上保安庁関連イベント一覧は「海と灯台ウィーク」の公式サイトをご覧ください。
■「海と灯台のまち」46市町村連携事業
「海と灯台のまち」として、ネットワークする46市町村の地方自治体と連携して、「海と灯台ウィーク」期間に「灯台へ行こう!」と呼びかけるキャンペーンを実施。各市町村内にキャンペーンステーションを設置し、灯台への来場を呼びかけたり、灯台毎にデザインが異なる46種類のコレクション性の高いキャンペーン・オリジナル缶バッジを灯台訪問者に配布するなど、色々な灯台を巡りながら楽しむこともできます。
■「海と灯台」映像制作事業
灯台の奥深い世界の広がりを魅力的に伝えるオリジナル「海と灯台」知識紀行番組を制作し、学術的エンターテイメントとして各種メディアで放映します。灯台を構成する諸要素を、文献調査やインタビュー調査などによって様々なテーマで掘り下げ編集していく「海と灯台学をつくる」調査事業の研究成果をベースに、幅広い層に向け、灯台の魅力を訴求するため、メインキャストに中村獅童さん、笠井信輔さんが出演。中村獅童さん、笠井信輔さんが実際の「灯台」を巡り、「近代史」「建築」「地域とのつながり」など、さまざまな視点から有識者をガイドに探訪します。
放送日:2021年10月31日(日)16時~17時にてBSテレ東にて放送。また、YouTube版では、新たに編集された10本のシリーズにて10月29日以降順次放映予定。公式サイトでも順次公開。
■全国の放送局と連携した取材事業
海と日本プロジェクトを推進する、全国の放送局30局以上のネットワークを結集し、各地の灯台に精通する有識者を発掘。インタビューを実施し有識者ネットワークを構築します。各地の灯台には、地勢、航路、産業要件、当時の社会情勢など、それぞれ固有の建設経緯がありますが、それらを地域の目線で語ることができる人たちは少ないのが現状です。また、各地の灯台が建設されて以降、それらの灯台が見てきた地域の人たちと海との関わりなど様々な灯台に関する「知」を集め、灯台の価値を掘り下げてその価値を深め、伝え、継承していく活動です。取材内容は文章や映像として編集し、「海と灯台プロジェクト」公式サイトや番組として公開していきます。
■海と灯台ウィーク特設サイト運営事業
全国各地の灯台等で実施される、 海上保安庁との連携イベント開催情報、「海と灯台のまち」46市町村との連携キャンペーンやキャンペーンステーションの設置情報、「海と灯台」映像企画のアーカイブス、灯台有識者インタビュー情報など、「海と灯台ウィーク」関連施策をすべて網羅して、 公式特設サイトでお伝えしていきます。
【海と灯台ウィーク公式サイト】
https://toudai.uminohi.jp/todai-week/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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