日田まつり振興会では、2022年11月12日(土)~13日(日)までの2日間、豆田地区・丸山地区を中心に第43回「日田天領まつり」が開催されます。また、11日(金)からは花月川河川敷を中心に、無数の竹灯籠が幻想的に彩る「千年あかり」も同時開催されます。
日田は江戸時代に幕府直轄の天領として栄え、九州を統括する「西国筋郡代(さいごくすじぐんだい)」が置かれた山間の都。「日田天領まつり」は、国選定重要伝統的建造物群保存地区で、江戸時代の風情と現代の営みが調和する豆田地区を中心に、毎年11月の第2土・日曜の2日間にわたって行われてきた伝統あるお祭りです。天領として栄えた当時の賑わいを再現した様々な催しが満載で、お祭りを通じて当時の歴史・文化を体験することができます。
また夜には、花月川周辺や豆田の町並みを竹灯籠が彩る「千年あかり」を開催。「千年あかり」は、市指定保存樹林に侵入した竹によって森林が破壊されるのを防ぎたい、林業が盛んな日田の自然を守りたいという、地元の人たちの思いで始まったものです。地元の企業やボランティア団体など多くの人たちによって灯される2万本の竹灯籠の光には、日田の自然を愛する気持ちが込められています。
「日田天領まつり」「千年あかり」、いずれも今回が3年ぶりの開催です。栄華を誇った「天領日田」の賑わいさながらの活気あふれるイベントを通して、大分の秋をお楽しみください。
【第43回 日田天領まつり 開催概要】
日時:11月12日(土)・13日(日)10:00〜16:30
場所:豆田地区、月隈公園周辺
■郡代夫婦思い出づくり
公募で選ばれた夫婦等(4組)が天領時代の郡代夫婦の衣装を着て、町を散策。
日時:11月12日(土)・13日(日)10:00~15:00
場所:豆田地区
■時代衣装でまち歩き
時代衣装(侍・町娘・商人など)を着て、天領の雰囲気が漂う町を歩いてみませんか。
※注意※ 一般参加は当日受付です。
日時:11月12日(土)・13日(日)10:00~16:00
場所:
受付・着替え / 豆田まちづくり歴史交流館「雑木林(離れ個室)」
まち歩き / 豆田地区
※制限時間は60分、費用は無料。
■天領日田にぎわい広場
ものづくり体験、足湯、フォトスポットの設置。
日時:11月12日(土)・13日(日)10:00~17:00
場所:豆田まちづくり歴史交流館広場
■先哲スタンプラリー
各エリアに設置した「スタンプポイント」と、に扮した「ターゲット」からスタンプを集めるイベントです。
集めたスタンプは、「景品」と交換できます。
日時:11月12日(土)・13日(日)10:00~16:00
場所:豆田エリア、駅前・パトリアエリア、隈町エリア
■天領屋台・天領マルシェ
高校生や地元の事業者が、屋台・キッチンカーを出店します。
日時:12日(土)・13日(日)10:00~21:00
場所:永山布政所跡小公園、月隈公園
「天領まつり」詳細URL:
https://www.city.hita.oita.jp/soshiki/shokokankobu/kankoka/kankokikaku/kanko/2542.html
【第18回 千年あかり 開催概要】
日時:11月11日(金)~13日(日)16:30頃〜21:00頃
場所:豆田地区、丸山地区、花月川河川敷
■豆田の夜を照らす竹灯籠
豆田の人たちを中心に真心を込めて作られた無数の竹灯籠が、「伝統的建造物群保存地区」にも指定されている豆田町の古い町並みと、「水郷ひた」のシンボルの一つでもある花月川をやさしく照らし、見る人を幽玄の世界へと誘います。
■「大分三大竹灯り」の一つ
この幻想的な風景は、今では臼杵市の「うすき竹宵」、竹田市の「たけた竹灯籠 竹楽」と並び、「大分三大竹灯り」として大分県の秋の風物詩となっています。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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