静岡県熱海市、MOA美術館の非公開エリア拝観を含む特別ガイド付き宿泊プラン

静岡県熱海市にあるホテル ミクラスでは、公益財団法人 岡田茂吉美術文化財団と提携した特別宿泊プランの販売が開始されました。

1982（昭和57）年に開館したMOA美術館は、熱海駅の背後に位置する海抜260mの丘陵地に建ち、初島や伊豆大島が浮かぶ相模灘など雄大な景観が見渡せる、熱海でも屈指の絶景スポットで人気の観光施設です。同館ではこれまでもMOA美術館の前売券の販売や、地域観光の一つとして公式ブログやSNSでMOA美術館の魅力やイベント情報を紹介してきました。本企画は、ホテル ミクラスとMOA美術館、それぞれのお客さまにより経験価値の高い体験をしてもらいたいとの思いから、オリジナルプランが実現されました。

同館の温泉や食事でくつろいだ翌日にMOA美術館で館内をガイドと巡ることで、美術鑑賞や庭園を散策するだけではない新たな楽しみ方を創出します。
例えば、世界的に活躍する現代美術作家・杉本博司氏と建築家・榊田倫之氏によって主宰される「新素材研究所」が手がけた『美術建築』や、屋久杉、行者杉、黒漆喰、畳など日本の伝統的な素材を用いた『展示空間』に造詣を深めることもできるでしょう。その後は、尾形光琳が晩年を過ごし、代表作の一つ国宝「紅白梅図屏風」が描かれたと考えられる、京都の屋敷を忠実に復元した『光琳屋敷』の内部を特別に拝観、光琳の思いや目線を垣間見ることもできます。
鑑賞後は、作品と作家に思いを馳せながらほっと一息ついてもらうため、茶室「一白庵」にて抹茶と季節の和菓子を用意。
この機会に、造形芸術と文化人に思いを巡らせ、新たな熱海と美術館の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

■「MOA美術館」とは
岡田茂吉（1882年-1955年）が創立者で、彼のコレクションを基盤に国宝3件、重要文化財67件、重要美術品46件を含む約3,500件を所蔵。絵画、書跡、工芸、彫刻等、日本、中国を始め東洋美術の各分野にわたり、美術的にも研究的にも大きな魅力と価値のある作品によって構成されています。メインロビーからは初島や伊豆大島を臨み、房総半島から三浦半島、伊豆半島まで180度の大パノラマを眺望できます。公益財団法人岡田茂吉美術文化財団が運営し、美術品の展観を始め、いけばな、茶の湯、芸能、児童作品展など幅広い文化活動を展開し、美による情操教育など美術教育にも力をいれています。館名は、「Mokichi Okada Association」の頭文字を取ったものです。

■建築について
MOA美術館は昭和57（1982）年に開館し、36年が経過した平成28年（2016）から平成29年（2017）にかけ、展示空間の刷新と設備の更新を目的として、改修工事が実施されました。ロビーエリア、展示スペースの設計は、世界を舞台に活躍する現代美術作家 杉本博司氏が建築家 榊田倫之氏と共に主宰する「新素材研究所」が手掛けたもの。屋久杉、行者杉、黒漆喰、畳など日本の伝統的な素材を用い、展示される作品の美を最大限に生かす展示空間が創出されています。
所在地：静岡県熱海市桃山町26番地2号

【MOA美術館×ミクラス特別企画 ガイドと巡る 光琳屋敷特別拝観を含むオリジナル宿泊プラン】
販売開始：2022年12月2日（金）～
宿泊期間：2022年12月19日（月）、27日（火）、2023年1月16日（月）、29日（日）、2月5日（日）、7日（火）、27日（月）、3月5日（日）、9日（木）、12日（日）の宿泊 計10日間
※ガイドツアーは宿泊翌日、チェックアウト後の催行となります。
※上記以外の日程については、お電話にて相談ください。
内容：1泊夕朝食付き宿泊プラン
夕食：フランス料理フルコース「プレシャス」
朝食：アメリカンブレックファースト
客室：オーシャンビュースーペリア、またはスタンダード（35平米）
含まれるもの：
1）MOA美術館入館料
集合場所：エスカレーター入口
ガイドツアー：10:30～12：30の2時間程度
2）ガイド付き（最小催行人員2名様から最大10名様まで）
3）『光琳屋敷』内部特別拝観
4）茶室「一白庵」にて抹茶と季節の和菓子
料金 ＜2名1室利用時 お一人さま料金＞
平日泊23,000円～、金日・祝日泊27,000円～、土・休前日泊31,000円～
＜3名1室利用時 お一人さま料金＞
平日泊21,000円～、金日・祝日泊25,000円～、土・休前日泊29,000円～
※すべて消費税・サービス料込み（別途入湯税お一人さま150円）
※料金は日程により変動します。 詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
TEL：0557-86-1111（予約・お問い合わせ）
公式ウェブサイト：https://www.micuras.jp/

■ホテル ミクラスについて
同館では、熱海の海の美しさを生かした、「癒し」と「くつろぎ」をコンセプトに、青を基調とした内外装で目の前の海との一体感を創出。温泉は、天然成分の化粧品といわれている美肌成分メタケイ酸を豊富に含む自家源泉「大月の湯」。露天風呂からは、180度の絶景が楽しめます。また深くやさしく癒されるリラクゼーションを提供するスパや、シンプルなデザインの落ち着いた雰囲気の客室、地元の旬の食材をふんだんに使用したダイニングでのフレンチなど、大人のためのリゾートライフが演出されています。