伊豆箱根鉄道 大雄山線小田原駅の旧管理事務所がカフェとして12/18オープン

伊豆箱根鉄道株式会社が運営する伊豆箱根鉄道 大雄山線小田原駅の旧大雄山線管理事務所を改装した『大雄山線駅舎カフェ1の1』が、2022年12月18日（日）10:00にオープンされます。

■かつては参詣鉄道とも呼ばれた、伊豆箱根鉄道「大雄山線」
大雄山線は、神奈川県西部の小田原駅（小田原市）と大雄山駅（南足柄市）を結ぶ9.6kmの鉄道路線で、3両編成の電車が12分間隔で運行。もともとは福井県の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式を持ち、四季を通じて参拝客が多い「大雄山最乗寺（通称：道了尊）」への参詣を目的に1925年に開業した「参詣鉄道」で、かつては道了尊に因んで「道了電車」とも呼ばれていたのだそうです。1934年に現在の小田原駅となり、当時、参拝客はここで待ち合わせをし、あこがれの場所、大雄山最乗寺へと向かいました。そんな参拝客の様々な思いと出会いがつまった大雄山線 小田原駅の真裏、1丁目1番地にあったのが、旧大雄山線管理事務所なのです。

1992年をピークに徐々に乗客が減少していきました。今回、当時の活気や賑わいを取り戻したいという想いから、同事務所の建物をリノベーション。昭和時代の大雄山線の雰囲気はそのままに、鉄道グッズや昔の切符、写真などを展示する駅舎カフェへと生まれ変わりました。

■「大雄山線 駅舎カフェ1の1」コンセプト
同店は昭和時代の大雄山線を感じてもらいながら、シェフ自慢の「足柄牛100％オムバーグ」や「鉄板焼ナポリタン」「スフレパンケーキ」など本格グルメやスイーツが味わえる駅舎カフェ。
コンセプトは「街のくつろぎ待合室」。店内は昭和初期を彷彿させるレトロモダンな内装で、どこか懐かしさを感じさせる空間です。一歩踏み入れれば、昭和の良き時代にタイムスリップした気分が味わえるはず。
大雄山線小田原駅の真裏に位置しているため、電車が到着する音、ホームのアナウンスも聞こえ、かつての旧大雄山鉄道の雰囲気を体験することもできます。
また本社にて保管されていた、伊豆箱根鉄道のつり革、車内非常ボタン、運転レバーや当時の切符など、激レアな電車グッズも撮影スポットとして展示するだけでなく、かつての駅長のイスのひとつを客席として使用。
さらにはオープンを記念し、限定100枚のレアな“硬券切符”も配布されます。鉄道ファンもそうでない人も、電車やグルメに昭和レトロな雰囲気まで、存分に満喫してみてください。

■限定100枚“硬券切符”の配布
駅舎カフェのオープンを記念し、今は使われていないレアな「硬券切符」を100枚限定で配布。
12月18日（日）は40枚、24日（土）、25日（日）にそれぞれ先着で30枚ずつ、欲しい方に配布される予定です。スタッフにお声がけください。

配布枚数：100枚限定
配布日：12月18日（日）、24日（土）、25日（日）の3日間
配布方法：
12月18日（日）40枚、24日（土）、25日（日）は30枚ずつを先着順に配布。スタッフにお声がけください。

■駅舎プリン
テイクアウトにおすすめなのが、レトロな瓶入りの「駅舎プリン」。懸け紙や切符風のタグ、1両編成の電車に見立てた箱などこだわりがぎゅっと詰まった、お土産にもピッタリな商品です。
「カラメルプリン」「黒いビターチョコプリン」「コーヒー牛乳プリン」「クリームソーダプリン」「ミルクチョコプリン」の5種類が登場し、定番の味からちょっと変わったプリンが楽しめます。
また「黒いビターチョコプリン」に「ブラックチョコソフト」をのせた「黒いプリンソフト」もオススメ。

■オリジナル駅舎弁当
神奈川県小田原市内にある「国府津駅」は、JR東海道本線で初めて駅弁が売られたとされる駅です。駅弁となにかと縁のある小田原。今回は、その小田原駅を発着する大雄山線で名物となる駅弁を作りたいという想いで、オリジナル駅舎弁当が考案されました。
同点自慢の足柄牛ハンバーグ、鉄板焼ナポリタンやプリンなど名物料理が楽しめます。店内のみの販売。
商品名：オリジナル駅舎弁当
価格：1,815円（税込）

【店舗概要】
店舗名：大雄山線 駅舎カフェ1の1
オープン日：2022年12月18日（日）
所在地：神奈川県小田原市栄町1丁目1-1
アクセス：小田原駅東口より徒歩1分
TEL：0465-20-7330
営業時間：
平日 11:00～19:00（LO 18:00）
土日祝 10:00～20:00（LO 19:00）
定休日：不定休
席数：40席
URL：https://www.ekisyacafe.com