八海醸造が運営する複合施設「魚沼の里」の「八海山雪室」では、日本酒などを貯蔵する「雪中貯蔵庫」に新たな雪を加える作業が実施されます。今年もその時期を迎え、いよいよ今週作業となります。 毎日開催中の雪中貯蔵庫見学ツアーも、今週は直にその迫力ある雪入れ作業を見られる可能性もあり、特典付きの特別ツアーも実施される予定です。
清酒八海山のふるさと南魚沼は、多い年には冬に3mもの雪が降り積もる、国内有数の豪雪地帯です。長く厳しい冬が続く雪国の人々にとって、この雪はやっかいな存在。しかし、古くから先人たちの間で、この雪の力を活かした独自の暮らしや食文化が培われてきました。
その一つが「雪室」。雪国の知恵や工夫から生まれた“天然の冷蔵庫” で、年間を通して低温を保知、野菜などを保存するだけでなく食品を冬場の凍結から守ります。また、夏は室に残っている雪や氷を売るなど生活の糧としても活用されてきました。この精神を引き継ぐのが「八海山雪室」の「雪中貯蔵庫」。約1,000 トンもの雪を毎年蓄えることで、年間を通して低温高湿な環境に保ってくれています。
八海醸造では雪の冷気という“自然エネルギー” を活用し、日本酒「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」や「純米大吟醸 八海山 雪室熟成八年」が造られています。
今年は積雪量が豊富とはいえない状況ですが、今週新たな雪を蓄える作業が開催されます。近年は「三年」や「八年」を味わうことで「雪室」にも興味を持つ方々が多くいることから、今回は自社のSNSを通して、その作業の様子を随時公開。また、同施設で毎日開催中の雪中貯蔵庫ツアーでは、この雪入れ作業期間中に特別ツアーが実施される予定です。
この機会に、清酒八海山を育む雪国の生活文化や日本酒の奥深さに触れてみませんか。
【雪中貯蔵庫見学「特別ツアー」】
※通常は当日店内申込制のツアーを、以下日程に限り事前web予約で受け付け
実施日程:2023年2月16日(木)、17日(金)、18 日(土)、19 日(日)の4日間
実施時間:各日3回(1)11:00(2)13:00(3)15:00
参加料金:無料
参加人数:各回10 名まで
予約方法:下記web サイトよりお申し込みください(先着制)
URL:https://coubic.com/uonumanosato/867628
予約特典:「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」「純米大吟醸 八海山 雪室熟成八年」の試飲無料
※先着順で、定員達し次第受付を終了。
八海醸造株式会社URL:https://www.hakkaisan.co.jp/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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