2011年より「道の駅若狭おばま」、2015年よりお食事処「濱の四季」、2017年より分散型古民家ホテル「小浜町家ステイ」、2022年より国宝・明通寺や松永集落と連携した地域滞在型の宿「松永六感」を展開してきた、福井県小浜市の株式会社まちづくり小浜の運営により、新たな宿泊施設『若狭佳日』(わかさかじつ)が小浜市阿納にオープンされます。
同施設の運営開始に伴い、同社が小浜市で運営する宿泊施設は、「小浜町家ステイ」「松永六感」に続き、3つ目のブランド。工事の進捗にあわせ、段階的にオープンされていく予定です。今回、2023年5月13日(土)より全13部屋のうち7部屋の運営を開始。また8月上旬には、全13部屋と外湯を含めた全施設のグランドオープンが予定されています。
若狭佳日は、小浜市阿納にあった「いたや旅館」をフルリノベーションしたホテル。阿納は、若狭ふぐを始めとした養殖漁業が盛んな集落で、全18戸のうち14戸が民宿を営んでいます。若狭ふぐは冬の味覚として人気で、近年は若狭まはたの養殖も話題。年間を通じて多くの観光客で賑わいます。
そんな中「いたや旅館」は、かつては阿納集落の中でも最も集客が多かった宿でしたが、2020年5月に廃業。地元の人々と福井銀行グループ、株式会社まちづくり小浜とで共に、建物の活用について検討が進められてきました。その結果、阿納集落の方々の「阿納の民宿を時代に合わせて高付加価値化し、未来に繋いでいきたい」という想いにより、旧いたや旅館の再生プロジェクトが始まりました。
■「若狭の自然、食、人が重なり合い、紡ぐ、佳き日」
若狭佳日が掲げるコンセプトは、「若狭の自然、食、人が重なり合い、紡ぐ、佳き日」。
「佳日」とは「よき日」という意味。若狭湾の穏やかな海と山々に囲まれた自然豊かな漁村、小浜市の阿納には、若狭湾の海と山が一つになったような景色、海に浮かぶ生け簀で水揚げする漁師、肩を寄せ合うように連なる瓦屋根の家々と路地と、どこか懐かしく、でもこれまでに出会ったことのないような、豊かな暮らしがあります。
小浜市が、朝廷にハレの日の食材である海の幸を献上する御食国として発展し、「鯖街道」を通じて京都の食文化を支えてきたというストーリーを根幹に据え、お客様に特別な一日を過ごしてもらうことを目指しています。
【施設概要】
施設名:若狭佳日
所在地:福井県小浜市阿納10-4
TEL:0770-54-3010
運営:株式会社まちづくり小浜
部屋数:13部屋(本館5部屋、離れ3部屋、別館5部屋)
※本館の宿泊は8月のグランドオープンより運営開始。
定員:最大32名
料金:1泊2食28,100円(税込)から。(2名利用時の1名あたりの料金)
※曜日や季節、1室あたり人数によって変わります。
※オープンを記念して、お部屋料金を50%オフとした特別プランを用意。
期間限定で23,100円(税込)から利用できます。
予約方法:公式ホームページまたは電話にて予約受付。
公式ホームページ:https://wakasa-kajitsu.com
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Drive! NIPPON編集部
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