「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、福島県の「いもずいも」。
いもずいもとは里芋の吸物のことで、芋吸物(いもすいもの)がなまった言葉。相馬市で開催されるふるさと行事の一つ「涼ヶ岡八幡神社例大祭」で、2日間にわたり振る舞われます。
江戸時代の終わりのころ、「いもこじ会」という常会にて、村人が意見を出し合って議論をしていました。この「いもこじ」とは、水桶に芋を入れて「×形」に縛った2本の棒でこじまわして芋の皮を取ることをいい、芋と同じように意見を出し合ってこじ回されるうちに、良い知恵が出ることからそのように呼ばれることとなり、今に至ります。
そのため、「いもずいも」を食べると一皮むけて良い知恵が出る、つまり野暮が抜けて頭が良くなる、とも言い伝えられています。
相馬市に伝わる素朴な郷土料理の味わいを現地でぜひお試しください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-fukushima/
【相馬市】
https://www.city.soma.fukushima.jp/kankosite/
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Drive! NIPPON編集部
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