「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、広島県の「魚飯」。
現在の竹原市街地は、江戸時代に入ると干拓がすすめられ、これを塩田としたところ良質の塩が産出されました。その後、1650年から300年以上もの間、竹原は「塩の町」として繁栄。塩田の持ち主は「浜旦那(はまだんな)」と呼ばれ、塩田が生み出す富を背景に、豊かな商人文化をこの地域に根付かせたのだと言われています。そして魚飯は、その浜旦那が来客時のおもてなしや祭事の料理として提供されていたのだそう。
魚飯の定義は、焼いた白身魚をほぐしたものと、錦糸卵や三つ葉、しいたけ、えび、海苔やたけのこなど、彩りを美しくする旬の具材をご飯の上に盛り付けます。そして最後に白身魚からとっただし汁をかけて食べる料理です。
手間ひまかけて作られる、歴史文化が生み出した、ここでしか食べることのできない郷土料理を味わいに、竹原を訪れてみませんか。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-hiroshima/
【竹原市】
https://www.city.takehara.lg.jp/index.html
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Drive! NIPPON編集部
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