「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、新潟県、「村上の鮭の食文化」。
村上市内を流れる三面川には毎年多くの鮭が遡上します。鮭は古くから流域の人々の貴重な恵みとなり、鮭漁がもたらす収益は江戸時代の村上藩や城下町の財政を支え、明治時代以降も町の発展に大きな役割を果たしてきました。
鮭を大切にする住民の思いは強く、鮭は「魚の中の魚」という意味の方言で「イヨボヤ」と呼ばれ親しまれています。鮭は「捨てるところが無い」と言われるほど、ほとんどの部位が料理に使われ、その鮭料理の数は百種類以上。
また伝統漁法の「居繰り網漁(いぐりあみりょう)」など、江戸時代から受け継がれてきた技術が今も残り、地域の貴重な文化遺産となっています。
三面川と鮭に関わる文化は、自然の恵みに感謝し、限られた資源を大切にしてきた日本人の精神を現在に伝えるものであり、城下町の歴史的な環境とともに未来に残すべき文化。村上にとって大切な鮭の食文化を体験してみてください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-niigata/
【村上市】
https://www.city.murakami.lg.jp/
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Drive! NIPPON編集部
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