「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、
福岡県の「小郡の鴨を取り巻く食文化」。
江戸時代から知られた狩場である小郡の鴨は、くず米をたっぷり食べたことでずっしりと重みを増し、「其味の美なること、諸州の産に優れり」と記されるほど旨みを赤身いっぱいに溜めこんでいます。
現在人々の口に入る天然鴨は、そのほとんどが猟銃によって捕らえられていますが、伝統的な猟法である「無双網」を使って捕らえられた鴨は、また一段と美味しいと言われています。今や高級食材の一つである鴨ですが、地元の古老によると、力武をはじめとした市北西部では冬になるとよく食べられており、そして子どもですら食べていたそうです。
市内の鴨料理屋「さとう別荘」では、鴨猟が解禁される秋の彼岸(11月中旬)を迎えると、鴨鍋、鴨ご飯、鴨の刺身、御狩場焼が堪能できます。毎年、鴨を楽しむために都市部から訪れる観光客も多いのだとか。福岡を訪れた際は、小郡市の鴨料理を味わってみてください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-fukuoka/
【一般社団法人小郡市観光協会】
https://kanko-ogori.net/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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