山形県庄内地方の冬の味覚「寒鱈汁」が楽しめる「やまがた寒鱈まつり」が、2024年1月28日(日)に道の駅やまがた蔵王にて開催されます。
毎年冬、雪が降る季節に旬を迎える魚「真鱈」。山形県庄内地方では1月上旬から2月上旬ごろに日本海でとれる脂ののった真鱈を「寒鱈(かんだら)」とよび、それを丸ごと使って作られる「寒鱈汁(どんがら汁)」は冬の風物詩として親しまれてきました。その寒鱈がとれる季節になると、寒鱈汁を提供する「寒鱈祭」が庄内地方の各地で開催されます。
株式会社庄交コーポレーションが運営する土産物専門店「庄内観光物産館」では、内陸部に住む方々にも「寒鱈祭」を楽しんでもらえる出張イベント「やまがた寒鱈まつり」を昨年より山形市内にて開催。
今年2回目となる 「やまがた寒鱈まつり」は、昨年12月にグランドオープンしたばかりの「道の駅やまがた蔵王」にて出張開催。庄内の冬の味覚「寒鱈汁」と、庄内観光物産館名物の「磯おにぎり」をいずれも数量限定にて用意。磯のりをふんだんにまぶし、独自の醤油で味付けした磯おにぎりは、寒鱈汁との相性抜群です。その場でいただいても、テイクアウトや持参したお鍋での持ち帰りも可能。
また、物産館内調理場の長年のノウハウを出張イベントでも可能な限り活かし、大人数でも味わいを保った美味しい寒鱈汁が提供されています。鍋中でバラバラになりやすい白子やアブラワタなどの具材は、一人一人に行きわたるように工夫。おいしさに欠かせない部位とその旨味を一杯ずつしっかり味わえる、絶品の寒鱈汁です。
寒鱈が美味しい時期は約1か月間ありますが、実は、1月末が地元産の寒鱈が最もおいしいタイミングと言われているのだそうです。この絶好の機会に、道の駅やまがた蔵王で旬真っ盛りの寒鱈を味わう「寒鱈汁」をぜひお楽しみください。
■庄内の冬を代表するソウルフード「どんがら汁」とは
極寒の日本海の荒波にもまれ脂ののった寒鱈を頭から尻尾まで余すことなく使った、寒い冬を乗り越えるための栄養満点の郷土料理です。寒鱈の身を骨ごとぶつ切りにして内臓と一緒に鍋で煮込むので、庄内ではアラまで楽しめる料理「”どんがら”汁」として親しまれています。(“どんがら”は、アラを指す言葉。)全国的には醤油で味付けられることが多い鱈鍋ですが、「どんがら汁」には味噌を使用。濃厚な肝や白子、アラから出る鱈の旨味が凝縮されたコク深いスープが、体の芯まで温めてくれます。
また、「どんがら汁」は四季折々の自然の恵みを大切に味わう文化が受け継がれてきたこの地域で、長年愛されてきたソウルフード。極寒の時期に漁師が命がけで獲る寒鱈を、身から内臓まで「余すことなく食べる」ので食品ロスの少ない料理でもあります。
【「やまがた寒鱈まつり in 道の駅やまがた蔵王」概要】
開催日時:2024年1月28日(日)10:30~15:00(10:00より受付開始)
会場:道の駅やまがた蔵王 樹氷ホール(山形市表蔵王79番地1)
提供メニュー:
寒鱈汁 900円/1杯(数量限定 1,000杯)
磯おにぎり300円/1個(数量限定 1,000個)
<関連イベント>
■庄内観光物産館でも寒鱈汁を堪能できる!『庄内冬の鍋祭り』
開催日時:
【寒鱈祭】2024年1月12日(金)~28(日)9:00~17:00(※時間帯予約制)
※ 1月下旬~2月上旬は、庄内観光物産館内「味処 庄内庵」にて、寒鱈汁とあんこう鍋の食べ比べも可能。
※あんこう鍋が楽しめる【鮟鱇祭】は2023年2月9日(金)~25日(日)に開催。
会場:庄内観光物産館内イベント会場(山形県鶴岡市布目中通80-1)
TEL:0235-25-5114
イベント特設ページ:
https://www.shoko-corpo.jp/bussan/nabematsuri?utm_source=prtimes&utm_medium=cpm&utm_campaign=event202401223_pr
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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