「近代の100年フード部門〜明治・大正に生み出された食文化〜」に認定されている、愛知県の「お平(おひら)」。
「年とり膳」の中の一品、「お平」は北設楽郡豊根村をはじめ山里に伝わる具沢山の汁物。大きな鍋に糸昆布、椎茸、油揚げ、豆腐、はんぺん(ちくわなど練り物)、と冬の野菜である里芋、大根、人参、ごぼうなどの具材を沢山、また出来るだけ大きく切り出し、煮干しと醤油、少しの砂糖を加えて煮たものです。
主に正月中に食べられるお平は、日に日に野菜のだしが出て美味しい汁物となり、寒い山里に伝わる冬を代表する食べ物と言えるでしょう。この料理を作るために、地元では里芋やごぼう、大根、人参、椎茸に豆腐などが作られていると言ってもいいほど。大地の恵みが詰まった、地元で愛される温かい郷土料理です。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-aichi/
【茶臼の里合同会社】
http://www.toyonemura-kanko.jp/greenport/
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Drive! NIPPON編集部
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