富士山、八ヶ岳、南アルプスなどの自然豊かなスポットが点在する山梨県。滝や氷穴など、五感でマイナスイオンを感じる避暑地では、絶景や自然音などさまざまな表情を見せてくれます。今回は、山梨で行きたいマイナスイオンを感じるスポット5選をご紹介します。体いっぱいに山梨の大自然でパワーチャージして、心も体も癒されてみませんか。
(写真提供:北杜市)
TABLE OF CONTENTS
目次
国内屈指の渓谷美を誇る「西沢渓谷」
山梨市にある「秩父多摩甲斐国立公園」内の笛吹川の上流にある「西沢渓谷」。巨大な花崗岩(かこうがん)の浸食で形成された渓谷美で、三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝など、さまざまな滝が見られ、中でも日本の滝100選に選ばれている「七ツ釜五段の滝」の美しさは自然が創り出した芸術作品のよう。「森林セラピー®️基地」や「森林浴の森100選」に認定されているので、整備された遊歩道で渓谷内を周遊すれば、マイナスイオンやリラックス効果を感じられるはず。
※遊歩道は12月1日~4月下旬まで冬季閉鎖(積雪等の状況により前後する可能性があります)
(写真提供:山梨市観光協会)
◾︎住所:山梨県山梨市三富川浦
◾︎TEL:0553-22-1111(山梨市観光協会)
◾︎URL:https://www.yamanashishi-kankou.com/nature/nishizawa_keikoku/
松尾芭蕉が俳句を詠んだ名勝「田原の滝」
山梨県都留市田原の桂川にある「田原の滝」。富士山の噴火により流れ出した溶岩で形成された滝で、清流桂川が勢いよく流れ落ちる景観は圧巻。四季折々で美しい姿が見られ、中でもオススメは木々が色づく紅葉とのコラボレーションが楽しめる秋。その美しさは時代を超えて人々を癒し、江戸時代の俳聖・松尾芭蕉も来訪し「勢ひあり 氷消えては 瀧津魚」と俳句を詠んだそう。マイナスイオンたっぷりの滝は、都留市の上谷地区と東桂地区を結ぶ「佐伯橋」から観賞できます。
◾︎住所:山梨県都留市田原
◾︎TEL:0554-43-1111(産業課商工観光 都留市役所)
◾︎URL:https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/shigai/kankojoho/8/8462.html
富士山と花畑の競演「富士本栖湖リゾート」
富士山麓の標高1,000mに位置する「富士本栖湖リゾート」。雄大な富士山を背景に、四季折々の花々との競演が楽しめる絶景スポットです。毎年4月中旬から5月下旬にかけて開催される「富士芝桜まつり」は、約50万株の芝桜がまるで絨毯のように咲き誇り、その美しさは関東最大級の“芝桜の祭典”と称されるほど。現在は、ジニア、ルドベキアプレーリーサンなど、秋を感じる15品種約8万株の花々が楽しめる「虹の花まつり」を開催中。都心と比べると平均気温が約5℃も低く、涼しさとマイナスイオンを感じられる自然豊かなスポットで、ひと足早い秋の訪れを感じませんか。
◾︎住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212
◾︎TEL:0555-89-3031
◾︎URL:https://www.fujimotosuko-resort.jp/
※営業時間・定休日は、季節によって異なるため公式サイトにてご確認ください。
氷柱の美しさやアドベンチャー気分を体験「鳴沢氷穴」
1100年以上前に起きた長尾山の噴火によって形成された「鳴沢氷穴」。青木ヶ原樹海内に位置し、同スポットにある「富岳風穴」と並び、富士山麓の代表的な溶岩洞窟のひとつです。総延長約150m、幅最大11m、高さ最大3.6mからなるタテ穴型の溶岩洞窟は約15分ほどで一周することができ、洞窟内は平均気温約3℃と年中ひんやりとしています。また、天井から落ちた水滴で固まった幻想的で美しい氷柱や、氷の貯蔵庫を再現したブロック形の大きな氷が積み上げられた「氷の貯蔵庫」など、見どころが満載。神秘的な空間で自然の涼しさを体感してみては。
◾︎料金:大人350円、小人(小学生以下)200円 ※3歳以下は入洞できません
◾︎住所:山梨県南都留郡鳴沢村8533
◾︎TEL:0555-85-2301
◾︎営業時間:4月1日~10月15日9:00~17:00
※10月16日以降は公式サイトにてご確認ください。
◾︎URL:https://www.mtfuji-cave.com/
※営業時間は天候・洞内状況により変更になる場合があります。
大自然のパワースポット「川俣川渓谷と吐竜の滝」
長野県から山梨県にまたがる八ヶ岳から流れる川俣川。ここは、東沢と西沢の2つのコースに分かれていて、東沢は渓谷沿いに整備された遊歩道があるため、清水と湧水の滝が楽しめる渓谷トレッキングとして人気です。河畔には珍しいブナの天然林が残されていたり、安山岩の板状節理を見ることができ、最大の見どころは「吐竜の滝」。落差10メートル、幅15メートルの滝で、岩間から絹糸のように水が流れ落ちる姿が竜が水を吐く姿に見えたことからその名が付いたとか。四季折々で変化する自然美と五感で楽しむ神秘的な滝との競演は、一見の価値ありです。
※一部区間が通行止めとなっているため、公式サイトにてご確認ください。
(写真提供:北杜市)
◾︎住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
◾︎TEL:0551-42-1351(北杜市 産業観光部 観光課)
◾︎URL:https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/tourism/t-articles/kankou_climinfo_kawamatagawa.html
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Drive! NIPPON編集部
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