京都東山エリアに、バリューマネジメント株式会社が手がける、約120年前の建築「東山茶寮」を修復した一棟貸し切りの分散型ホテル「HOTEL VMG VILLA KYOTO」が、2024年11月9日(土)にオープンされます。
“まだ見ぬ時と出会う場所“がコンセプトの「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」として、京都で2つ目のオープンとなる同ホテル。東山エリアの八坂神社と高台寺の間にあり、遠州流の茶人・数寄者の鵜野吾一が茶会を催した「東山茶寮」と当時の茶会記録に残っている私邸です。約120年前の建物が持つ魅力を十分に生かしつつ、閑寂さと華やかさが同居する「綺麗さび」をテーマに修復され、一棟貸し切りの分散型ホテルとして生まれ変わりました。
レストラン機能をあえて作らず、宿泊に限定することで特別なプライベートな空間に芸舞妓を手配し、舞を楽しみながら仕出し料理を堪能、または東山、鴨川、岡崎にあるVMGのレストランでの食事スタイルを提案。このような宿泊スタイルは、歴史的資源を有効活用し、景観を守りながら特別な旅の体験を提供する「分散型ホテル」として世界的にも注目されています。
歴史的建築物はそこにしかない特別な舞台であり、それぞれに歴史とストーリーがあります。人々の想いによって紡がれてきた場所に触れ、記憶に残る非日常を体験し、心豊かになる特別な時間をお過ごしください。
〈鵜野吾一の別邸にして、文化人や茶人が集まった茶寮〉
同ホテルは、かつて大阪一と言われた割烹料理屋「堺卯楼(さかう)」の主人であり、遠州流の茶人・数寄者でもあった鵜野吾一邸で、1904年頃に茶会用の私邸「東山茶寮」として建てたものを修復したもの。茶道を中心に京都の文化人や茶人が集まり、文化施設として機能していたこの茶寮は数寄屋建築で、茶道の美学を体現していたと言われています。約198平方メートルを有する敷地にある2階建ての建物で、1階には茶人を迎えたであろう四畳半の茶室が今も当時の趣を残しています。主寝室を含む2部屋の寝室と3つの居間、2つの浴室を設け、2階は当時としては珍しい洋風の造りをした居間を活かしたリビングルームと寝室を用意することで、合計3室計6名の宿泊が可能。内装は元の所有者である鵜野吾一が所属していた茶道の流派、遠州流が目指した「綺麗さび」をテーマに、宿泊自体を体験として楽しめる特別な空間です。また分散型ホテルの一棟であり、法観寺「八坂の塔」や大雲院祇園閣など、東山のランドマークともいえる建築が見える石畳のねねの道に位置する別棟が同ホテルのフロントと客室です。
〈HOTEL VMG VILLA KYOTOのコンシェルジュサービス〉
同ホテルは、宿泊はもちろん、食事、観光、移動など、ゲストの旅をフルサポートする機能を用意。予約時から専属のコンシェルジュが付き、滞在中の要望をヒアリングしてプランを提案します。
〈京都ならではの舞妓文化や一般非公開寺院の拝観など特別な体験〉
京都観光は神社仏閣がメインですが、どこも多くの観光客で賑わい、ゆとりある観光が難しくなっています。同ホテルでは混雑を避け、プライベート感のある特別な体験を提案し、通常非公開の寺院の拝観や坐禅、写経体験など、ゲストの要望を踏まえてアレンジ。また、一棟貸し切りでプライベートが守られる空間であることから、芸舞妓を手配し、ホテルの中で舞やお茶、京都ならではの仕出し料理も楽しむことができます。
◾︎HOTEL VMG VILLA KYOTO
住所:京都府京都市東山区鷲尾町 高台寺北門前通下河原東入鷲尾町523
TEL:0120-210-289
URL:https://www.vmg-kyoto.com/
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Drive! NIPPON編集部
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