今回は、宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市にまたがるドライブプランをご紹介します。忘れてはいけない東日本大震災。どちらも大きな被害を受けたものの、たくさんの人々が協力し合い復旧に向けた活動を盛んに行なっている地域です。点在する震災遺構を訪れ、海産物の水揚げ量が日本一を誇る気仙沼ならではのグルメを堪能するドライブにでかけませんか。
TABLE OF CONTENTS
目次
- START 大谷海岸IC
- 岩井崎
- 気仙沼シャークミュージアム
- 居酒屋たすく
- 気仙沼ベイクルーズ
- 高田松原津波復興祈念公園
「岩井崎」で見られるダイナミックな光景と津波に負けない立派な松の木
「岩井崎」は気仙沼湾の入口にあたる岬で「三陸復興国立公園」となっています。園内のシンボルでもある「龍の松」は、東日本大震災で17mの津波に襲われたものの松の一部分が残り、その姿が龍のように見えることから名付けられたそう。同スポットにある「潮吹岩」は、長い年月をかけて石炭岩が侵食されてできた縦穴から潮が吹き上がるダイナミックな光景が見られることでも話題です。
住所 宮城県気仙沼市波路上岩井崎1
驚きと発見がある体験型ミュージアム「シャークミュージアム」
サメの水揚げ量が日本一を誇る宮城県気仙沼市。この地に訪れたからには国内で唯一のサメの博物館であり、海と絆を学ぶ体験型ミュージアム「シャークミュージアム」は必ず足を運んでおきたいもの。館内には実物大のホホジロザメの模型をはじめサメに関するさまざまな資料を展示しており、サメの不思議な生態をシアターなどで学ぶことができます。ここでしか体験できない驚きと発見を楽しんでみてはいかが。
住所 宮城県気仙沼市魚市場前7-13 TEL 0226-24-5755 営業時間 9:00〜17:00(最終入館16:00) 入場料 大人600円、小学生300円、小学生未満は無料。 定休日 1~6月:不定休、7~12月:無休
※公式サイトをご確認ください URL https://www.uminoichi.com/museum/index.html
「居酒屋たすく」でご当地グルメ「ハーモニカ煮付け定食」に舌鼓
気仙沼のご当地グルメのひとつである「ハーモニカ」は、大型魚メカジキの背びれの付け根部分にある脂が乗った身のこと。新鮮な海鮮料理や心温まる手料理が味わえる「居酒屋たすく」で提供している「ハーモニカ煮付け定食」は一度は食べておくべき絶品メニューです。大変な人気で日によっては売り切れてしまうこともあるとか。そのため来店前にお電話にてお問い合わせを。また、ボリューム満点の鮪がのった「まかない丼」も要チェックです。
住所 宮城県気仙沼市南町3-1-23 TEL 090-3034-5365 営業時間 11:30〜14:00、17:30〜23:00 定休日 木曜日
ドライブのひと休みに「気仙沼ベイクルーズ」の遊覧船で船旅を
「気仙沼ベイクルーズ」では気仙沼発着(約50分)「ファンタジー」、大島発着(約40分)「やしま丸」の2隻が運航中。船上からは、近付いてくるウミネコに餌やりをしたり、東北最大のアーチ橋の「気仙沼大島大橋」や斜張橋(しゃちょうきょう)の「気仙沼湾横断橋」を間近で見ることができます。連続テレビ小説「おかえりモネ」で登場した「牡蠣いかだ」の風景も眺められるとか。海の壮大さを肌で感じながら、ここでしか見ることができない絶景に癒されてみては。
住所 宮城県気仙沼市南町海岸1-11 TEL 0226-23-3315 URL http://oshimakisen.com/
復旧の象徴「高田松原津波復興祈念公園 」で東日本大震災の記憶に触れる
岩手県陸前高田市にある「高田松原津波復興祈念公園」。園内には中心となる施設として「国営 追悼・祈念施設」が設置されており、献花の場には献花台が配置され、海を望む場からは中心市街と津波が襲来した広田湾を望むことができます。復興のシンボル「奇跡の一本松」など 震災遺構が点在し、併設される「東日本大震災津波伝承館」では震災の記憶に触れ、被災者 への追悼と鎮魂、後世に語り継ぐ大切さを実感できる。旅の締めには、隣接されている三陸 のグルメやお土産など品揃え豊富な「道の駅高田松原」にも立ち寄ってみてください。
住所 岩手県陸前高田市気仙町字土手影180 TEL 0192-22-8911 URL https://takatamatsubara-park.com/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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