和歌山・串本ドライブ ｜ 心洗われる本州最南端の絶景スポット

太平洋沿岸を望む和歌山南部は、豊かな自然を感じられるスポットがたくさんあり、ドライブにおすすめ。今回は、水平線が緩やかな弧を描く本州最南端・潮岬へ向かうプランをご紹介します！（写真提供：古座川町）

そそり立つ雄姿に圧倒される「一枚岩」

古座川町を流れている清流・古座川には多くの巨岩・奇岩が点在しています。なかでも国指定の天然記念物「一枚岩」は、高さ100メートル、幅500メートルの大きさで、川ぶちからそそり立つ姿は圧巻です。日本の地質百選「古座川弧状岩脈」の一部でもあり、桜やセッコク、キイジョウロウホトトギスなどの花々とともに季節ごとに様々な表情を見せてくれます。透明度の高い川面の美しさとともに景観を楽しめるスポットです。駐車場は「道の駅一枚岩 monolith」を利用できます。
（写真提供：和歌山県）

住所 東牟婁郡古座川町相瀬 290－2
(道の駅一枚岩 monolith)　

地元住民と古座川がともに生きるための知恵の賜物「明神の潜水橋」

古座川町明神には、全国でも珍しい潜水橋があります。潜水橋とは、川が増水した際に橋の倒壊を防ぐため水面下に隠れる高さで作られた橋のこと。そのため増水時は渡る事が（基本的には渡れますが急激な増水時は沈みます。）できませんが、水の抵抗を少なくするために欄干が設置されていないので、晴れた日はフォトスポットとしてもおすすめです！駐車場は、400メートルほどのところにある「みんなの店」の駐車場を利用することができます。
（写真提供：古座川町）

住所 和歌山県東牟婁郡古座川町明神148 　

弘法大師の伝説も残る奇岩の連なり「橋杭岩」

串本から大島へ約850ｍの列を成して大小40ほどの岩柱が見られる熊野の名勝。国の天然記念物にも指定されています。海が侵食することで岩の硬い部分だけが残り、その姿があたかも橋の杭だけが立っているように見えることから「橋杭岩」と名付けられたそう。この奇岩には、その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっています。そんな自然が造った美しさは一見の価値ありです。
※駐車場は「道の駅くしもと橋杭岩」が利用可能
（写真提供：和歌山県）

住所 和歌山県東牟婁郡串本町くじの川 1549-8 　

釣り好き店主が営む鮮魚が抜群のお店「串本旬彩おおはし」

本州最南端、太平洋の海の幸はじめ魚料理が中心の和食店。釣り好きかつ割烹料理店出身の店主が、魚本来の旨味を活かしたメニューを提供してくれます。落ち着いた店内では、串本の“逸魚”梅マダイや旬の野菜を使った定食メニューが揃い、中でも和歌山・湯浅産の金山寺味噌とバターで蒸し焼きにした「串本逸魚　金山寺味噌ホイル焼き」がオススメ。ドライブの腹ごしらえにぜひ立ち寄ってみては。

住所 和歌山県東牟婁郡串本町串本2304 　TEL 0735-67-7466 　営業時間 11:00～14:00
17:30～21:30 　定休日 火・水 　URL https://hitosara.com/0006126104/ 　

丸く弧を描く水平線に感動！本州最南端の海景「潮岬観光タワー」

ドライブの目的地・潮岬にあるドライブインがこちら。海抜100mの展望台からは潮岬灯台、大島、望楼 (ぼうろう）の芝、那智山などが一望できます。天気の良い日は、弧のように丸く広がる太平洋の水平線が望め、地球の丸さを実感することができるはず。また、タワーにはレストランやショップが併設されていて、マグロなど和歌山の名産が楽しめます。「本州最南端訪問証明書」も発行されているので忘れずに。

住所 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26 　TEL 0735-62-0810 　営業時間 8:30～16:30
（12月～2月：8:30～16:00） 　定休日 なし 　URL https://kumanokanko.nankai-nanki.jp/drivein/