静岡県西部に位置する浜名湖とその一帯は、名古屋からのアクセスも良く、見どころも多いドライブに最適な観光エリアです。海の湖(汽水湖)の浜名湖には、自然の豊かな恵みを受けた美しい景勝地や美味しいグルメがいっぱい。それぞれの観光スポットへもほどよい距離で辿りつけるので、日帰りでもじっくり楽しめます。今回は、雄大な浜名湖をずっと見ながら移動でき、身体と心の栄養もしっかり補給できるドライブプランをご紹介します。
TABLE OF CONTENTS
目次
- 竜ヶ岩洞
- うなぎの天保
- うなぎパイ本舗 うなぎパイファクトリー
- 舞阪町弁天島
- 中田島砂丘
2億5千万年前の世界を体験できる「竜ヶ岩洞」
東海地方で最大級の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」は、奥浜名湖エリアの「竜ヶ石山」のふもとにあり、洞内の地層は約2億5千万年前のもので、総延長約1kmのうち一般公開されている400mを30分ほどで見てまわることができます。「股のぞき」「十六羅漢」「喜びの窓」「黄金の大滝」「水神様(写真)」など、見どころの45スポットには呼び名がついているので、お気に入りのスポットを探すのもいいですね。また、年間を通して平均気温が18℃と過ごしやすく、これから冬の時季には暖かく感じられるはず。足元は整備されているので、普段の服装で十分歩けますが、洞内は狭いところや急な斜面もあるのでご注意ください。
(写真提供:竜ヶ岩洞)
住所 静岡県浜松市北区引佐町田畑193 TEL 053-543-0108 URL https://doukutu.co.jp/
浜名湖グルメのオススメは養殖場直結の「浜名湖自鰻 うなぎ天保」
浜名湖の王道グルメといえば「うなぎ」。「浜名湖自慢 うなぎ天保」は、浜名湖エリアで養殖場の見学ができる(4月~10月)唯一のうなぎ屋。天然うなぎと異なり、養殖うなぎは1年を通してしっかり管理された環境で育つため、いつでも美味しく食べられ、その上、価格も天然物に比べてリーズナブルなのがうれしいところ。昭和39年創業の老舗で、自慢の大きなうなぎを心ゆくまで堪能してください。なお、直売所で各種うなぎ料理のほか、白焼きの購入が可能。営業日や予約については、ホームページでご確認ください。
(写真提供:うなぎ天保)
住所 静岡県浜松市西区白洲町3353-1 TEL 053-487-1896 営業時間 土・祝:12:00~13:30、17:00~19:00
日曜日:12:00~19:00 定休日 水曜
※営業日はホームページで御確認ください URL https://www.unagi-tenpo.com/
あの「夜のお菓子」の工場見学ができる「うなぎパイファクトリー」
「夜のお菓子」として有名な浜松の銘菓「うなぎパイ」。2005年にオープンした「うなぎパイファクトリー」は、 “職人とのふれあい”をコンセプトとして、工場でうなぎパイが作られていく様子を窓越しに見学できます。館内の見学は自由で、しかも無料。コンシェルジュが案内してくれる無料ツアーもあります(要予約)。また、1時間ほど時間に余裕があるようでしたら、「窯出しうなぎパイツアー」もオススメ。有料(500円)で予約が必要ですが、ここでしか食べれられない窯出しの焼きたてうなぎパイが堪能できます。
(写真提供:有限会社春華堂)
住所 静岡県浜松市西区大久保町748-51 TEL 053-482-1765(予約受付時間 9:00~17:00) 営業時間 10:00~17:30
※製造ライン休止日も工場見学は可 休館日 火・水曜日 URL https://www.unagipai-factory.jp/
青く澄んだ湖面に赤い鳥居が映える「舞阪町 弁天島」
浜名湖のシンボルともいえる赤い大鳥居は、2023年8月に建設50周年を迎えた観光スポットです。新幹線や電車で浜名湖を通過する際に見ることができるのでご存じの方も多いのでは。実はこの大鳥居、湖岸の「辨天神社」の鳥居ではなく、弁天島に建てられた観光シンボルタワーとして建設されました。毎年11月から1月の間には、赤い大鳥居の真ん中に夕日が沈む「弁天夕照(べんてんのせきしょう)」を見ることができるので、その光景をカメラに収めようと多くの人が訪れるそう。ドライブの途中に立ち寄って、赤い大鳥居ときれいな浜名湖の水面をゆっくり眺めて癒しの時間を楽しんでみてはいかがでしょう。
(写真提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー)
住所 静岡県浜松市西区舞阪町弁天島 URL http://www.bentenjima.jp/
(舞阪町観光協会)
遠州の空っ風による芸術「風紋」は必見!「中田島砂丘」
日本三大砂丘のひとつ「中田島砂丘」は、夏にはアカウミガメの産卵が見られ、冬から春にかけては「風紋」と呼ばれる砂の美しい紋様が見られます。この自然の芸術をつくっているのは、乾燥した季節に吹きつける「遠州の空っ風」と呼ばれる強い風。この季節風によって砂丘に砂の紋様「風紋」が描き出されます。風の向きや強さ、砂粒の大きさなどの条件が重なって、優美なカーブを砂丘に生みだす様子は、まさに自然の奇跡。サラサラした砂の上を歩く場合は、歩きやすいスニーカーなどがオススメです。
住所 静岡県浜松市南区中田島町1313 URL https://www.nakatajima-sakyu.org/
(中田島砂丘観光協会)
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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