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投稿日:2024.08.02 Fri

高知・奥四万十ドライブ | 日本最後の清流を愛しみ、天空の道を颯爽と走る!

高知・奥四万十ドライブ | 日本最後の清流を愛しみ、天空の道を颯爽と走る!

太平洋と四国山地という雄大な自然に恵まれた高知県。山に目を向けると、流域に大規模ダムの建設がないことから“日本最後の清流“と称される「四万十川」、日本のスイスと名高い「四国カルスト」という貴重な絶景を楽しめます。四万十川に数々残された「沈下橋」のノスタルジックな風情、標高約1000~1500mに位置する四国カルストの景色はきっと記憶に刻まれるはず。ひと味違う絶景を求めて、奥四万十エリアの山ドライブを楽しみましょう。

高知・奥四万十ドライブ | 日本最後の清流を愛しみ、天空の道を颯爽と走る!

START 四万十町中央IC  

①一斗俵沈下橋

②高樋沈下橋

③道の駅 布施ヶ坂      

④四国カルスト天狗高原

⑤星ふるヴィレッジTENGU

四万十川で最古。地元に愛されてきた「一斗俵沈下橋」

四万十川で最古。地元に愛されてきた「一斗俵沈下橋」

“日本最後の清流”と呼ばれる四万十川で、日本の原風景を色濃く味わえるのが「沈下橋」です。川の増水時に沈むことを想定した沈下橋は、雨量の多い地域ならではの知恵。欄干をなくして橋脚を低くしたシンプルな造りによって、流れをせき止めない工夫がなされています。四万十川の本流・支流で計48本ある中、最も古い沈下橋として国の登録有形文化財に指定された「一斗俵沈下橋(いっとひょうちんかばし)」はぜひ立ち寄りたい原点。長さ60m超、幅員2.5mの鉄筋コンクリート橋で、地元の子どもたちの川遊びの場として愛されているとか。かつては生活道路でしたが、現在、車は通行禁止。のんびり歩いて、清流を堪能してください。

「一斗俵沈下橋」の詳細

■住所:高知県高岡郡四万十町一斗俵
■TEL : 0880-22-3281(四万十町役場 にぎわい創出課)
■営業時間:常時開放
■URL:https://www.town.shimanto.lg.jp/outer/kanko/rekishi01.php

川の透明度に感激。四万十川で最上流にかかる「高樋沈下橋」

川の透明度に感激。四万十川で最上流にかかる「高樋沈下橋」

沈下橋はそれぞれ味わい深く、橋めぐりも楽しみのひとつです。四万十川にかかる沈下橋の中で、最も上流に位置するのが「高樋(たかひ)沈下橋」。通称「大股の沈下橋」と呼ばれる同橋は、下流に新堤が造られた影響で板橋が浮くようになったため、昭和40年に新設されました。長さ30.1m、幅員1.5mという小ぶりな橋で、素朴な佇まいが印象的。橋脚が低いので間近に川面が迫り、澄みきった清流に魚が泳ぐ様子が眺められます。里山に溶け合う欄干のない橋を渡ってみると、童心に帰ったような懐かしい気持ちに。県道沿いにトイレが完備され、ドライブ途中に立ち寄りやすいのもポイントです。

「高樋沈下橋」の詳細

■住所:高知県高岡郡中土佐町大野見大股
■TEL : 0889-52-2365(中土佐町役場 まちづくり課)
■営業時間:常時開放
■URL:https://www.town.nakatosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=380

ここだけ!に出会えるグルメな駅「道の駅 布施ヶ坂」

ここだけ!に出会えるグルメな駅「道の駅 布施ヶ坂」

四万十川源流エリアに佇む「道の駅 布施ヶ坂」は、食べる・買う・遊ぶが三拍子そろった道の駅。店内には「つの茶」のコーナーや、新鮮な野菜・果物などの特産品がずらり。食堂にも地元食材を楽しめるメニューが充実しています。柔らかな角煮と焦がしニンニクの香りがたまらない「特製豚角煮ラーメン」は、満天の星大福が付いてボリューム満点。クリーミーな「里芋担々麺」や地元の猪肉を使った「ししカツ味噌ラーメン」という名物麺も評判です。ドライブのクールダウンには、季節ごとのフレーバーが登場する地元の手作りアイスをぜひ。ここならではの美味に出会えるグルメな道の駅でひと休みしませんか。また同駅向かいの公園には天狗が口を開けて出迎える長いローラー滑り台があり、子どもたちも大喜びするはず。

「道の駅 布施ヶ坂」の詳細

■住所:高知県高岡郡津野町船戸654-1
■TEL : 0889-62-3225
■営業時間:7:30~17:30(食堂 9:00~16:00)
■定休日:1月1日
■URL:https://town.kochi-tsuno.lg.jp/tsunobura/asobu/#asobu10

“日本のスイス”四国カルストの最高地点「天狗高原」

“日本のスイス”四国カルストの最高地点「天狗高原」

高知県と愛媛県の県境、標高約1000m~1500mの尾根沿いに広がる「四国カルスト」。カルストとは石灰岩などがつくる地形のことで、緑の草原に白い石灰岩の岩肌が点在する独特の風景が見どころ。360度の大パノラマや牛たちが草を食む牧歌的な雰囲気から、四国カルストは“日本のスイス”と称されています。同エリアを横断する県道383号線、別名「天空の道」を爽快にドライブすれば、ヨーロッパを旅するような気分に浸れそうです。四国カルストの最高地点となる「天狗高原」は、夏はハンカイソウ、秋はススキが揺れて、その美しさは格別。遊歩道が整備され、ベビーカーを使うファミリーや車いすの方も高原散歩が楽しめます。「見晴らし台」「展望台」から雄大な山並みやカルスト地形を一望できるので、足を延ばす価値ありです。

「天狗高原」の詳細

■住所:高知県高岡郡津野町芳生野乙
■TEL : 0889-55-2021(津野町役場 観光推進課)
■営業時間:常時開放
■URL:https://town.kochi-tsuno.lg.jp/tsunobura/asobu/#asobu02

プラネタリウムで星空に感動「星ふるヴィレッジTENGU」

プラネタリウムで星空に感動「星ふるヴィレッジTENGU」

標高約1400mの天狗高原は夜になるとこぼれるような星空が広がり、その輝きには言葉を失うほど。日本ではほぼ見られない南十字星の恒星ガクルックスを観測したこともある、日本有数の天体観測スポットです。満天の星空を体感するなら「星ふるヴィレッジTENGU」へ。こちらは天文台やプラネタリウムを備えた、ちょっと珍しい宿泊施設。星空を一望できる展望デッキやガラス張りの天井を設えた星空客室まであり、心ゆくまで星の世界に浸れます。プラネタリウムでは日中、一般客も観賞できる45分のプログラムを上映中。日帰り旅や雨天時は、プラネタリウムで天狗高原の壮大な星空を体感してみては。

「星ふるヴィレッジTENGU」の詳細

■住所:高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-22
■TEL:0889-62-3188
■プラネタリウム上映時間:12:30~、14:00~、15:30~(夜は宿泊者専用)
■プラネタリウム利用料金:一般800円、小中学生400円(宿泊者専用は無料)
■URL:https://village-tengu.com/

高知の山のお母さんたちの味。土佐の「田舎ずし」

高知の山のお母さんたちの味。土佐の「田舎ずし」

土佐の「田舎ずし」は、海の幸が入手しにくい高知の山間で作られてきた野菜のおすし。高知県内のスーパーや市などでも見かける「田舎ずし」は、津野町が発祥の地と言われています。ゆの酢(ゆず酢)をきかせた酢飯の上に、甘酢で色づけしたみょうが、黄緑のりゅうきゅう(はすいもの茎)、タケノコや椎茸をのせた握りずし風、こんにゃくのお稲荷さん風と、ひと手間かけた田舎ずしは実に色鮮やか。この田舎ずしを広めた津野町 久保川生活改善グループのお母さんたちは、土佐の料理伝承人として「田舎ずしづくり体験」で食文化を伝えています(体験は5人~、要申し込み)。お店などで「田舎ずし」に出会ったら、素朴で爽やかな味わいを楽しんでみてください。

■TEL : 0889-55-2021(津野町役場 観光推進課)
■URL:https://town.kochi-tsuno.lg.jp/tsunobura/tamesu/#tamesu14

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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