宮崎県椎葉村は、地方創生のための拠点として、村内外の老若男女が交流するための拠点施設Katerie (カテリエ) を建設しました。
九州初、全国で5例目となる“LENコード (カメレオンコード) [※1]”と“Change Magic (チェンジマジック) [※2]”を組み合わせた図書管理システムの導入を実現した図書館「ぶん文Bun」や、県内で初めて3D木材加工機“ShopBot [※3]”を導入したものづくりラボ等、複数の機能を備えています。
椎葉中央保育所と公園を共有するように建設されており、特に子育て世代がイキイキと椎葉村らしい暮らしを体現することができる施設です。また、全館無料Wi-Fiを完備しており、村外の利用者が観光の拠点や、ワーケーション時の拠点として利用することも想定しています。
【施設概要】
正式名称:交流拠点施設 Katerie (カテリエ)
愛称:Katerie (カテリエ)
アクセス:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1829番地57 (椎葉村の中心市街である椎葉銀座より徒歩15分程度)
開館予定:2020年7月下旬オープン予定
建築:鉄骨造地上2階建、延床面積1820㎡
*開館時間、休館日、利用料等については順次Katerieホームページ等にて案内します。
椎葉村は交流拠点施設Katerieの運営を通じて、新たな学びと憩いの場を創出します。図書館「ぶん文Bun」で生まれる新たな読書体験や、コワーキングスペース等を利用したワーケーション誘致、また「Shop Bot」等を活用した次世代のクリエイティビティ。そうした一連の活動の相乗効果により、日本三大秘境と言われる雄大な自然のなかで育まれる人々の交流に、新たな活力が生まれることが期待されています。
※1「LENコード (カメレオンコード) 」:カメレオンコードとは、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック (
CMYK) を使った、高速・高精度の複数認識が可能な次世代カラーバーコードです。市販のスマートフォンやパソコン、WEBカメラ等を用いた認識が可能で、椎葉村の図書館「ぶん文Bun」では、図書管理用途向けに最適化されたカメレオンコードである「LENコード」を採用しています。
※2「Change Magic (チェンジマジック) 」:行政文書管理等の用途で複数の導入実績があるシステムで、椎葉村の図書館「ぶん文Bun」では「図書館と地域をむすぶ協議会 (図地協) 」が図書管理用途向けに改良したものを導入しています。LENコードとの組み合わせにより棚単位で図書の位置関係を管理することが可能となり、これまでの図書館とは一線を画した立体的で有機的な繋がりのある空間を実現しています。
※3「Shop Bot」:米SHOPBOT社製のコンピューターで制御された木材切削加工機 (CNC ルーター) 。「Shop Bot」を使えば専門的な知識がなくても、まるで熟練職人のように家具製作等の「ものづくり」に取り組むことができます。
※4「日本十進分類法」:0~9までのアラビア数字を用いた図書分類法で、日本のほぼ全ての図書館がこれに基づき図書・書架の整理を行っています。椎葉村ではより立体的な図書空間や「居るだけでわくわくする図書館」を目指し、日本十進分類法によらない独自分類を採用。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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