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投稿日:2020.05.23 Sat

星のや京都、嵐山の夏の風物詩“鵜飼(うかい)”を目の前で鑑賞できる「プライベート鵜飼鑑賞船」開催

星のや京都、嵐山の夏の風物詩“鵜飼(うかい)”を目の前で鑑賞できる「プライベート鵜飼鑑賞船」開催

京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2020年7月1日~9月23日の期間、一日一組限定のアクティビティ「プライベート鵜飼 (うかい) 鑑賞船」を開催します。星のや京都の前を流れる「大堰川 (おおいがわ) 」で行われる嵐山の夏の風物詩である鵜飼を、間近で鑑賞できるアクティビティです。快適に過ごすことができるようクッションを設えた貸し切りの船の上では、三味線の生演奏を聞きながら夏の嵐山の情景を映した京会席を楽しむことができます。

■千年続く京都・嵐山の夏の風物詩「鵜飼」を鑑賞し、宵涼み
星のや京都では、貸し切りの船の上で食事をしながら嵐山の夏の風物詩である鵜飼を鑑賞するアクティビティ「プライベート鵜飼鑑賞船」を開催します。鵜飼は、星のや京都の前を流れる大堰川で行われます。鵜飼とは鵜匠 (うしょう) と呼ばれる漁師が手綱を引き、数羽の海鵜 (うみう) を飼いならして鮎などの川魚を捕る漁法です。嵐山の鵜飼は平安時代から行われており、捕れた魚を朝廷に献上していたといわれ、在原業平 (ありわらのなりひら) の歌にも詠まれています*1。今でも伝統は守られ、鵜匠は風折烏帽子 (かざおれえぼし) をかぶり、腰みのをまとい漁を行います。このアクティビティは、食事を楽しみながら篝火 (かがりび) の熱を感じるほど近くで鵜飼を鑑賞することができる、夏の嵐山ならではの体験です。
*1:『後撰和歌集』「大井河浮かべる舟の篝火に小倉の山も名のみなりけり」在原業平より

■船の上で食べる、夏の嵐山の情景を映した京会席
船の上では、京会席のはじめの2品「先附 (さきづけ) 」と「八寸」を楽しむことができます。先附「翡翠茄子 (ひすいなす) の涼味仕立て」は、出汁をたっぷりと含ませた翡翠色の賀茂茄子で、川に映る青もみじを表現しています。パプリカのソルベと生姜のフォーム、雲丹を添えており、目でも舌でも涼を楽しめる一皿です。八寸には夏が旬の肉厚な青梅を銅鍋で柔らかく煮た「青梅の蜜煮」や、半夏生 (はんげしょう) *2に豊作を願って食べる蛸を使った「蛸柔煮 (たこやわらかに) 」など、夏ならではの料理を提供します。鵜飼鑑賞後は「星のや京都ダイニング」に移り、鵜飼の余韻に浸りながら鱧の椀物や鮎の塩焼きなど京会席の続きの料理をゆっくりと楽しむことができます。
*2:雑節の一つで、夏至から数えて11日目にあたる頃

■参加者専用に設えられた貸し切りの船で、三味線の生演奏
一般の鵜飼鑑賞船は乗り合いですが、本アクティビティの船は一日一組限定の貸し切り船です。クッションやキャンドルを設えたプライベートな空間でゆっくりと食事や鵜飼鑑賞を楽しむことができます。参加者は星のや京都の前から船に乗り、15分程かけて鵜飼が開催される下流へ向かいます。その間、船の上で行われるのは三味線の生演奏です。日中は観光客で賑わう大堰川ですが、夜になると静かになり、三味線の音色が暮れゆく奥嵐山の渓谷にこだまします。三味線を聞きながらの船遊びは星のや京都の鵜飼鑑賞船だけの特別な夏の過ごし方です。

【「プライベート鵜飼鑑賞船」概要】
期間:2020年7月1日~9月23日 (除外日:8月16日)
開始時間:19:00 (9月1日からは18:30)
料金:1名64,300円 (税・サービス料別) *宿泊料別
含まれるもの:貸し切りの鵜飼鑑賞船、京会席、三味線の生演奏
乗船・降船場所:星のや京都
対象:宿泊者限定
定員:1日1組(4名まで)
予約:公式サイトから、7日前までに要予約

【星のや京都 概要】
平安貴族が別邸を構えた京都府・嵐山。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡ると現れる水辺の私邸。京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、五味を自在に表現する日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常の世界を楽しめるリゾートです。
所在地:京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数 25室
https://hoshinoya.com/kyoto/

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Drive! NIPPON編集部

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