眼病平癒の祈願所として、平安時代より特別な方々をはじめとする眼病に悩む多くの人々に信仰されてきた、京都府長岡京市の柳谷観音。6月13日 (土) から7月5日 (日) まで、境内に京都最大規模の約5,000株のあじさいが咲き誇る「柳谷観音あじさいウイーク」を開催します。
竹取物語のモデルともされる竹林を抜けたところにある柳谷観音。期間中、その境内に咲き誇る約5,000株のあじさいをご堪能ください。また戦前に古都百庭として選ばれた名勝庭園(浄土苑)が眺められる上書院の特別公開を行います。
なお柳谷観音では、すべての拝観者の安全と健康を最優先事項と考慮し、感染予防対策として、上書院入場には体温測定、マスクの着用と各所に設置している手指消毒剤の使用をお願いします。またソーシャルディスタンスを確保のため、入山制限の可能性もあります。
(1) 上書院特別公開 青々とした景色は絶景
通常月に1度17日しか公開していない上書院を、期間中特別公開。
天皇家公家や特別なお客様のみをお通ししてきた上書院からは、戦前に古都百庭として選ばれた名勝庭園 (浄土苑) が眺められ、その景色の美しさから多くのVIPに愛されてきました。期間中は南北朝時代の浄土教絵画「阿弥陀三尊来迎図」 (絹本着色) を展示します。
拝観料 :1,000円 (上書院・寺宝庫も拝観可)
拝観時間:9:30~14:30
(2) 「奥之院」「和顔愛語」「愛力」あじさいの押し花朱印を限定授与
毎回人気で限定数の授与が早期に終了してしまう限定朱印。今回はオリジナルの『あじさいの押し花朱印』を数量限定で奥之院より授与。全部で「和顔愛語」「奥之院」「愛力」を一種類ずつ授与し、終了次第、次の御朱印が授与されます。郵送受付は13日から17日まで。発送は7月6日以降。
(3) 恋手水見開き御朱印「想い」
書院の手水舎には季節によって青紅葉や紅葉でハートが型取られます。皆様の想いが成就しますように。授与料600円。
(4) 人気のMy花手水押し花朱印つくりキット授与
空のお手水ご自身で押し花をあしらっていただき、完成すると世界にひとつだけの見開きのMy花手水押し花朱印となります。季節によってお花は変わり、6月はあじさいです。授与料千円にて受付。※1日の授与に上限数あり
(5) 花手水御朱印帳「あじさい」
受付にて花手水御朱印帳7種類を一色ずつ順次授与されます (限定数に達すると次の色に変わっていきます) 。
なお、郵送受付は13日から17日まで。色の指定は不可。発送は7月6日以降。授与料3,500円+手数料500円。申し込みは公式ホームページで受け付けます。
(6) 柳谷観音寺宝展
月替わりで秘宝を特別公開していく企画「柳谷観音寺宝展」。6月は大正から昭和にかけて活躍し、宮内庁にも収蔵されている金島桂華の「水仙」。四条派と院体風を取り入れた花鳥画を得意とした作品をご供覧ください。
(7) 皇室下賜品と仏教美術 寺宝庫で開催
所蔵の宝物の中から、昨年と入れ替えた皇室下賜品を展示。当山第一什物、縁の深い中御門天皇より下賜された御鏡を始め、日本最後の女帝後桜町天皇の花瓶など。加えて鎌倉期の珍しい構図の阿弥陀如来図二幅も展示されます。
■日下俊英住職コメント
「ここ数ヶ月の自粛で疲れた心身に安らぎを。時空を越えた癒しの時間を過ごして頂きたく思います。柳谷観音がそれぞれの新たな出発を後押し致します。そして今年も紫陽花の季節がやって参りました。花や景観を通じて、心に背負った荷物を降ろして頂ければ幸いに存じます。」
【イベント概要】
実施:2020年6月13日(土)~7月5日(日)
時間:開門9時~閉門16時※入場は15時まで
場所:柳谷観音 (京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2)
拝観料:300円
共通券:1,000円 (拝観料・上書院・寺宝庫)
【寺院概要】
古来より眼病平癒祈願所として、天皇家・公家の方々をはじめ、人々の厚い信仰と治癒された方々によって支えられてきた京都は長岡京に開かれた寺院。
お山の静寂な雰囲気のもとに身を置くことで、しばし日常を忘れて心をリセットできるお寺です。
寺名:柳谷観音
代表住職:日下俊英
所在地:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
URL:http://yanagidani.jp/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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