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投稿日:2020.07.16 Thu

六甲高山植物園、一面に広がる黄色の花畑。約2,000株の「ニッコウキスゲ」が見頃です!

六甲高山植物園、一面に広がる黄色の花畑。約2,000株の「ニッコウキスゲ」が見頃です!

六甲山観光株式会社が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、「ニッコウキスゲ」が見頃を迎えました。

高原にさわやかな夏を呼ぶ花 として知られるニッコウキスゲ。関西地域以西には自生地がない ため、一面に広がる様子は非常に貴重で、毎年、多くのお客様が本種を目的に来園しています。6月には亜高山帯型が開花していましたが、7月に入り高原型の約2,000株の群落が見頃となりました。黄色い絨毯のように広がる鮮やかな景色は、写真や映像にもよく映えます。

■ニッコウキスゲ(ススキノキ科)
北海道、本州(中部以北)の亜高山帯の湿り気がある草原に生える多年草です。尾瀬や霧ヶ峰の群落が有名で、高さは40~70cmになります。花は一日花で、朝開いて夕方には閉じてしまいますが、一本の茎にたくさんの蕾をつけ、それが次から次へと咲くために、全体としては長い期間楽しむことができます。このニッコウキスゲは現在見頃を迎え、7月下旬頃まで楽しめる見込み。

<見頃の夏の花>
■夏の夕べに咲く「ユウスゲ」
ユウスゲはその名の通り、夕方から咲き始め、翌日の午前中には閉じる一日花で、学名のvespertinaも、「花が夕方に開く」という意味があります。園でも15時ごろから花が咲き始め、閉園間際に満開になります。開花したての花からは甘い香りが漂い 、暗闇で虫を誘います。

■沙羅双樹こと「ナツツバキ」
ナツツバキは「沙羅の樹」や「沙羅双樹」などともよばれ、寺院によく植えられます。しかし、『平家物語』の冒頭に登場することで有名な仏教三大聖樹の「沙羅双樹」はインド原産のフタバガキ科のサラノキのことであり、本種とは異なります。ナツツバキの気品高い純白の花が沙羅双樹に見立てられたと考えられています。

【営業概要】
開園期間:~11月23日 (月)
休園日:7月16日 (木) (8月以降の休園日はHPを要確認。 )
開園時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
入園料:大人(中学生以上)700円 / 小人(4歳~小学生)350円
六甲山ポータルサイト:https://www.rokkosan.com

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Drive! NIPPON編集部

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