茨城県常陸太田市では、8月~9月でぶどうの旬を迎えます。各ぶどう農園では8月上旬より『巨峰』、そして常陸太田市オリジナルブランドの『常陸青龍(ひたちせいりゅう)』をはじめとする様々な品種のぶどうを堪能でき、ぶどう狩りが楽しめます。
常陸太田市は、ぶどうの生産量が茨城県内で1位。その代表格が上品な甘さと香りが魅力の 『巨峰』 と、高い糖度とさわやかな酸味が特徴のオリジナルブランド 『常陸青龍(ひたちせいりゅう)』 です。さらには、「シャインマスカット」をはじめとする、種がなく丸ごと食べられる品種など、たくさんのぶどうを楽しむことができます。ぶどう狩りができる農園もあり、家族での行楽にも大人気です。
【巨峰・常陸青龍 概要】
販売時期:
・ハウス栽培 2020年8月10日~
・ぶどう狩り 2020年9月1日~
※園によって多少の前後有り
販売場所:常陸太田市内の各ぶどう農園
連絡先:JA常陸 常陸太田ぶどう部会事務局(0294-70-3488)
<期間限定!東京・銀座で販売>
シーズンインに合わせ、常陸太田市のぶどうを代表する『巨峰』と、産地以外ではなかなか味わうことのできないオリジナルブランド『常陸青龍』の2種類を期間限定で、茨城県のアンテナショップ 『IBARAKIsense』 にて販売を行います。常陸太田自慢の味をこの機会にぜひご堪能ください。
期間:令和2年8月8日 (土) ~9月13日 (日)
※新型コロナウイルスの影響により、変更となる場合があります。
場所:IBARAKIsense(東京都中央区銀座1丁目2‐1紺屋ビル1F)
TEL:03-5524-0818
【常陸太田市のぶどう】
常陸太田市は、阿武隈山地の南端に位置する水はけの良い丘陵地で、カルシウムやミネラル分を多く含む、まさにぶどう栽培に適した土質環境です。昭和34年からぶどう試作が始まり、昭和36年に『巨峰』の結実に成功し、本格的に生産が始まりました。
そこから栽培技術の向上や安定生産に向けた研修、更にハウス施設栽培の導入などにより、昭和50年には約40haの栽培面積まで拡大し、名実共に茨城県内一のぶどう産地に成長しました。
■巨峰
昭和36年、3本の苗木に立派なぶどうが結実したことから始まったといわれる常陸太田市の『巨峰』栽培。現在では約50軒のぶどう生産者が年間約270トンもの巨峰を生産する、県内でも有数のぶどう生産地となりました。
阿武隈山地の南端に位置し、水はけが良く、カルシウムやミネラルを多く含んだ土地に恵まれ、さらに各生産者の研究・勉強の積み重ねで育まれた常陸太田市の『巨峰』をどうぞお召し上がりください。
「石原早生」と「センテニアル」を交配したもので、昭和20年(1945年)に命名されました。今では黒ぶどうの定番品種となっています。果皮が濃い紫黒色をしていて、果肉は淡い緑色。締まりがある果肉は甘さも十分、果汁も多く優れた食味です。「種なし巨峰」も生産されるなど、常陸太田市内で生産されるぶどうの 約7割 を占めています。
■常陸青龍(ひたちせいりゅう)
昭和53年、常陸太田市内のぶどう農家が巨峰の実生から育成した黄緑色のぶどうです。平成10~11年に部会青年部において果実・生育特性調査を行い、平成16年に常陸太田ぶどう部会により、『常陸青龍』として品種登録し、常陸太田市オリジナルブランド『常陸青龍』が誕生しました。
色はマスカットのような黄緑色です。巨峰の自然交雑実生から育成され、一般的に糖度は巨峰と同程度か少し高いですが、巨峰独特の酸味が少ないです。糖度が高い割にはしつこくなく、さっぱりとした甘味が特徴。食べ始めるとクセになる味でやめられなくなります。特に女性の人気が高く、口コミで評判が広がり、常陸太田市で人気の高いぶどうの一つになりました。
生産量が少なく、流通が限られているため、普通の店ではなかなか手に入りづらくなっています。
近年は栽培農家も増え、栽培法もさらに研究を重ねて、よりおいしい粒を生産する方法を確立中ですので、今後は流通量も増え、お客様に十分供給することができつつあります。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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