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投稿日:2020.10.04 Sun

茨城県天心記念五浦美術館にて11/6 (金) 一夜限定の特別ディナー、開演します!

茨城県天心記念五浦美術館にて11/6 (金) 一夜限定の特別ディナー、開演します!

茨城県北地域にて2018年度から実施している「茨城県北ガストロノミー」。今年のコンセプトは「五感で、Fusion」。今回、県北地域の料理人達がコラボレーションし、融合(Fusion)するスペシャルディナーイベントを、「11月6日(金)一夜限り、人数限定」で実施します。

舞台は、岡倉天心ゆかりの地、北茨城市五浦(いづら)の茨城県天心記念五浦美術館。日本を代表する建築家・内藤廣氏設計のエントランスホールをクリエイティブディレクターの田中孝幸氏が空間演出します。

現在、工事休館中ですが特別に許可を受け、ゲストの皆さまに茨城県北が誇る至極の食体験を提供。コースを担当するのは、茨城県北ガストロノミー、5人の料理人。これまで「ローカル・ガストロノミー」への知見を深め、地の物を活用した料理の提供に磨きをかけてきました。満を持して今回は、五浦に住んだ岡倉天心「茶の本」からの着想を基に、地域の歴史・風土までをコースに込めてオマージュし、コンセプトである「五感でFusion」を可能にした魅惑のガストロノミー体験を提供するイベントです。

■テーマは岡倉天心・著【茶の本】。開場前にゆかりの地・六角堂にてその世界観を体感!
北茨城市の五浦(いづら)には、近代日本美術の発展に多大な功績を残した思想家・岡倉天心ゆかりの「六角堂」及び邸宅があります。約130年前、近代日本美術の父・アーネスト・フェノロサとともに、日本美術の再興に奔走した岡倉天心。明治36年、自ら設立した東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)を離れ、太平洋を臨む大小の入江からなる風光明媚なこの地の景観に魅了され 「六角堂」を建て、横山大観ら弟子たちとともに移り住みました。天心は茨城県北・五浦の地を「日本美術院」の拠点とし、アメリカ ・ボストン美術館で勤務も始め、ボストンとの往復生活をこの地から送りました。五浦での釣りや読書などの暮らしのなかで、洋の東西を超えた美術史観を深め、美術家の育成、近代日本の美術概念の確立に寄与しました。

今回のディナーコースの料理テーマは、この地にちなみ、岡倉天心『茶の本(英訳:The Book of Tea )』〈1906年(明治39年)刊行〉。「茶の本」は7章から構成され、茶をテーマに日常生活における自然と芸術の調和を説いたもので、日本の文化芸術思想を紹介した著作として世界的に高い評価を得ました。また、当時多くの国で翻訳、出版され、東洋・日本文化を知るテキストとしても愛読されました。そして現在も、まさにボーダレスな美を考察した本の先駆けとして世界中で愛読されています。

今回、イベント参加者は、ディナー前に「六角堂」を訪問し、岡倉天心と近代日本の美の概念への造詣を深めたうえで、ディナー会場へと向かいます。

岡倉天心が「茶の本」で展開した世界観をより深く体感できる選出となっています。

【岡倉天心「茶の本」fusion DINNER in 茨城県天心記念五浦美術館 概要】
日程:2020年11月6日(金)※1日限定
場所:茨城県北茨城市「茨城県天心記念五浦美術館」
行程案:
14:15~JR 磯原駅改札集合。ツアーバスにて岡倉天心ゆかりの地、五浦六角堂へ。その景観と天心の世界観に触れ、ディナーに向けての期待を高めます。
16:00~五浦六角堂からバスで五浦美術館へ。
16:30~ウエルカムドリンク 
17:00~ディナースタート 
19:30~ディナー終了(予定)
※行程は多少変更の可能性があります。
募集人数:20名 ※2組ペア限定×10組を予定 ※応募者多数の場合、抽選
料金:¥22,000(税込)/ 1名
※フルコース、ペアリング、磯原駅からバスの送迎、五浦六角堂入場料込み
参加店舗:
うのしまヴィラ(日立市)、クチーナノルドいばらき(日立市)、雪村庵(常陸大宮市)、山田屋旅館(常陸太田市)、太信(北茨城市)
主催:茨城県
申込み:10月2日(金)より、専用申込フォームにて受付開始。締切は21日(予定)
オフィシャルWEBサイト専用URL:
https://kenpoku-gastronomy.jp/event/dinner/

<今回共演する店舗・料理人の紹介>
1. 日立・太田尻海岸 うのしまヴィラ(日立市)
日立市東滑川町5-10-1 TEL:0294-42-4404
館主(代表取締役):原田 実能/シェフ:原田広美

2. cucina NORD IBARAKI(クチーナ ノルド いばらき)(日立市)
日立市末広町2-1-32 TEL:0294-32-0369
社長:渡邊 正昌/シェフ:佐藤 協壱

3. 横川温泉 元湯 山田屋旅館(常陸太田市)
常陸太田市折橋町1409 TEL:0294-82-2236
館主(シェフ):小林 康昭

4. 食彩 太信(北茨城市)
北茨城市大津町北町2-5-18 TEL:0293-46-5511
店主(シェフ):前田 賢一

5. 雪村庵(常陸大宮市)
常陸大宮市下村田150-1 TEL:0295-53-0330
オーナーシェフ:藤 良樹

■茨城県北ガストロノミーとは
茨城県北地域における「ガストロノミーツーリズム(※)」による地域活性化について検討・検証し、将来にわたって持続可能なモデルを構築することを目的に、2018年度から取り組んでいる事業です。
※ガストロノミーツーリズム:その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによってはぐくまれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズム。
3年目を迎える今年度は、「認知向上」「誘客促進」の目的意識を高めるべく、コンセプトとして、「五感で、 Fusion。 」を設定。Fusionは、日本語で「融合」を意味しますが、料理を通じ、県北の自然、食、人、それぞれが融合し、このプロジェクトを形成していき、そこを訪れた人までもが融合されていく、という意味性を持たせています。

オフィシャルWEBサイト:https://kenpoku-gastronomy.jp/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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