キヤノンは長崎県五島市と協働で、2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する12の資産のうち、五島市に所在する「久賀島(ひさかじま)の集落」と「奈留島(なるしま)の江上集落(江上天主堂とその周辺)」を紹介する超高精細8K映像を制作しました。
撮影には、キヤノンの8Kカメラと広角から望遠まで豊富なラインアップを誇る「EFシネマレンズ」が用いられました。8Kならではの高精細映像による細部における高い表現力や、キヤノン8Kカメラが持つダイナミックレンジの広さと色再現性の高さを生かしています。キヤノンは、この映像をきっかけに五島市の観光産業・地場産業の活性化に貢献するとともに、五島市の貴重な文化や美しい自然を超高精細映像で記録し、後世に伝えることに寄与したいと考えています。
今回、映像の舞台となった世界遺産の島、五島列島の久賀島と奈留島のそれぞれを取り上げた2本の8K映像を制作しています。五島の魅力がたっぷり詰まった美しい映像をぜひご覧ください。
■長崎県五島市と「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について
長崎県五島市は、九州の最西端、長崎県の西方海上約100キロメートルに位置しています。大小152の島々からなる五島列島の南西部にあって、総面積は420.1平方キロメートル、11の有人島と52の無人島で構成されています。2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀の2世紀以上にわたる禁教政策の下で密かにキリスト教を伝えた人々の歴史を物語る他に例を見ない証拠です。本資産は、日本の最西端に位置する離島の地において潜伏キリシタンがどのようにして既存の社会や宗教と関わりながら信仰を続けたのか、そして禁教が解かれた後、彼らの宗教的伝統がどのように終焉を迎えていったのかを示しています。
<「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」12の構成資産と所在地>
1.【南島原市】原城跡(はらじょうあと)
2.【平戸市】平戸の聖地と集落(春日集落と安満(やすまん)岳)
3.【平戸市】平戸の聖地と集落(中江ノ島)
4.【天草市】天草の崎津(さきつ)集落
5.【長崎市】外海(そとめ)の出津(しつ)集落
6.【長崎市】外海の大野集落
7.【佐世保市】黒島の集落
8.【小値賀(おぢか)町】野崎島の集落跡
9.【新上五島町】頭ヶ島(かしらがしま)の集落
10.【五島市】久賀島の集落
11.【五島市】奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)
12.【長崎市】大浦天主堂
■「久賀島(ひさかじま)の集落」
https://www.youtube.com/watch?v=M_DDuFoNVj8
■「奈留島(なるしま)の江上集落(江上天主堂とその周辺)」
https://www.youtube.com/watch?v=cxTBb4bHwp4
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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