佐賀県は、かんきつ新品種「佐賀果試35号」のブランド名を、「にじゅうまる」に決定しました。
「にじゅうまる」は、1986年以降30年以上にわたり「ハウスみかん」生産量1位のみかん県・佐賀県が20年以上の年月をかけて品種開発を行った新しい中晩柑です。食べごたえのある大きさと、爽快な香り。プチッとした食感と、一気にあふれるジューシーな果汁。豊かな甘味と、ほどよい酸味。絶妙なバランスで美味しさをぎゅっと閉じ込めた「中晩柑のフルコース」です。また、貯蔵性に優れる品種なので、他の中晩柑より長く市場に出回ることも期待されます。
生産者の高齢化や単価の低迷、他地域品種の台頭などを背景に、佐賀県生まれで高単価を見込める新しいかんきつの誕生が長年待ち望まれていました。大きさ、味、香り、食感、見た目の良さに加え、 流通上の利点も兼ね備える「にじゅうまる」は、その名のとおり佐賀県が胸を張って送り出す自信作です。
今年度は、10戸の生産者、約1.1haの栽培面積で、約32tの出荷を見込んでいます。3月上旬ごろから東京をはじめ各地に出荷を開始。佐賀県内では3月5日(金)より店頭販売されます。今後県内の「にじゅうまる」生産農家を拡大し、生産量を年々増加させていく予定です。
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Drive! NIPPON編集部
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