地域の持つ文化・住民への深い理解の下、民間企業としての地域/観光振興を軸に、人材育成・観光地経営を行う合掌ホールディングス(岐阜県大野郡白川村 )は白川郷特有の風情を味わうことができる夏プランをリリースしました。
■有名観光地・白川郷のコロナと観光
コロナ禍以前の白川郷には、国内外から年間216万人(2019年白川村役場統計データ)もの観光客が訪れ、多くのメディアでオーバーツーリズム先進地として取り上げられていました。
コロナ禍での観光客の激減により、現在はオーバーツーリズム以前の風情を存分に堪能できる雰囲気へと戻りました。
ここ数年、白川郷では国内外から訪れる多くの観光客で人がごった返していました。さらに、写真を撮ることに夢中になり無断で私有地内に入る観光客や、英語や中国語などの外国語が飛び交い日本でないような場となるなど、日本古来から紡いできた親しみあるのどかな風景とは言えない状況になっていました。
いまでは有名観光地としてその名を全国、アジアでも知られている白川郷ですが、住民生活圏であることは変わりありません。しかし近年のオーバーツーリズムにより白川郷は観光客に消費され、地域が受け入れ可能な許容量をはるかに超える状況が続いていました。
現在は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で観光客が激減したことにより、以前は観光客で賑わっていた通りも今ではほとんど人が歩いていないような状況になっています。
昔のような静けさや生活を取り戻し、いまでは白川郷本来の姿が戻ってきています。コロナによりその地域らしさを取り戻し、観光地としてのあり方や持続可能性について考える機会となっているのではないでしょうか。
本来の白川郷の姿が戻ってきた一方で、観光客が激減したことで宿泊施設や飲食店、お土産屋さんなど、経営が厳しいのも事実です。今が、適切な人数の観光客を受け入れ、白川郷の歴史や文化をゆっくりと堪能してもらうことのできるチャンスです。
■合掌民宿に宿泊し、白川郷での生活を肌で体感
白川郷といえば、やはり昔ながらの合掌造り。そして合掌造りに実際に宿泊することできるのが「合掌造りの民宿」です。
https://booking.owlting.com/yokichi_shirakawago_jp
これからの夏の時期は、雪景色の印象が強い白川郷とは打って変わり、緑豊かな昔話の中のような世界になります。そんな中で昔ながらの合掌造りに宿泊することで、白川郷ならではの生活にどっぷりつかることができます。
宿泊中は、以下のような体験ができます。
・縁側で涼みながら静かな時間を過ごす
・星空を眺めながら近くの温泉へ行く
・地元の食材を使った郷土料理を堪能する
・早朝に茅葺の屋根から湯気がのぼる景色を見る
普段の生活では味わうことのできない穏やかな時間が流れており、ゆっくり寛ぐことができます。また、村内には観光客がほとんどおらず、合掌民宿でも宿泊の組数を制限しているため、安心して宿泊することができます。
合掌民宿は昔の建物のため、設備の全てが十分というわけではありません。しかし、そんな素朴でゆっくりとした時間や、女将さんや他の宿泊者さんと接することを楽しむことができる方は、コロナ対策を万全にした上でぜひ白川郷にいらしてください。今しか味わえない白川郷本来の姿を、存分に味わってみてください。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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