東京都に隣接しながらも自然豊かで、有名な梨だけでなく年間通じて様々な種類の作物が生産される松戸。
今回紹介する湯浅栗園では、8月末から9月末にかけて、出雲、国見、筑波という3種類の栗拾いが楽しめます。
栗は、表面にツヤがあり、ふっくらと丸みがあるものがおすすめです。皮部分の茶色がより濃いものがおいしいと言われています。形がきれいで、虫食いによる穴があいていないもの、皮が黒くなっていないものを選びましょう。栗を刈り取るのではなく、「栗拾い」が基本です。栗は熟すと自然に木から落ちるため、落ちたときが食べ頃です。拾うときはイガの両側を靴で踏んで、押さえながら実を取り出すと安全に収穫できます。
◇保存と調理方法
収穫した栗は、ビニール袋に入れて冷蔵庫(チルド室)で1週間は保存できます。1週間を越える場合は、新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷凍保存します。調理方法は簡単で、30~40分ほどゆっくりコトコト煮て、そのまま煮汁に約10分入れたまま蒸らすと、ホックリとおいしく召し上がれます。栗の渋皮煮や栗ごはんが人気の食べ方です。
代表である湯浅長久(ゆあさ ながひさ)さんが35年ほど前に始めた湯浅栗園。15年ほど前に植えた栗の木が最盛期を迎えています。
◇運営する湯浅尚子(ゆあさ なおこ)さんコメント
「2019年9月に千葉県全域を襲った台風で湯浅栗園にも大きな被害が出ました。折れずに残った木の多くが弱ってしまい折れやすくなったため、昨冬、全体の3割にあたる50本ほどを植え替えました。大きい木を切ったことで日当たりが良くなり、今年はさらに大きい実がなっています。新しく植えた苗木も順調に成長しています。この機会にぜひご来園ください!」
【概要】
場所:松戸市 湯浅栗園 ※入園無料
開園予定日:
8/29(日)、9/1(水)、9/3(金)、9/5(日)、9/8(水)、9/11(土)、9/12(日)、9/15(水)、9/18(土)、9/19(日)、9/21(火)、9/23(木・祝)、9/25(土)
開園時間:10:00~12:00
※入園無料。栗は持ち帰り~1kg800円(税込)
持ち物:
帽子、長袖、長ズボン、長靴かスニーカー、首から下げるタオル、軍手、虫よけスプレーまたは携帯型蚊取り線香、栗を持ち帰る袋かバケツ、トング、厚手のゴム手袋
注意点:
混雑を避けるため事前に予約、お問い合わせください。新型コロナウイルス感染防止のため、マスクを着用し手洗いを済ませての来園をお願いしています。今年はトング、ゴム手袋の貸し出しはございません。
※天候や成育状況により開園日が変更となる場合があります。
【湯浅栗園】
予約申し込み:yuasakurien@gmail.com
アクセス:JR東松戸駅・北総線東松戸駅 東口から徒歩10分
<東松戸中央公園からの徒歩経路>
駐車場出入り口を右に進み、つき当たりの信号を渡ります。市立松戸高校弓道部の外周に沿って左折。親愛カトレア館(老人ホーム)を右手にみながら、つき当たりを右折すると奥に栗園があります。
備考:駐車場、トイレはありません。車は近隣パーキングを、トイレは東松戸中央公園を利用ください。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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