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投稿日:2022.01.29 Sat

松本市内19カ所の『名建築』に17人の実力派アーティストが集結!「マツモト建築芸術祭」開催中

松本市内19カ所の『名建築』に17人の実力派アーティストが集結!「マツモト建築芸術祭」開催中

マツモト建築芸術祭実行委員会は長野県松本市19カ所の【名建築】と17人のアーティストの”アート“を融合させ、松本の魅力を県内外に広く発信する「マツモト建築芸術祭」を1月29日(土)~2月20日(日)まで開催します。初開催となる同芸術祭の会期中には伊東豊雄さんはじめ参加アーティスト等のトークセッションに加えて、特別参加として松本市出身アーティストのアオイヤマダさん等のライブパフォーマンスが決定(入場無料・事前応募予約制)。

【開催概要】
名称:マツモト建築芸術祭[英語表記: MATSUMOTO Architecture + Art Festival]
Key Message:名建築にアートが住み着くマツモトの冬。
会期:2022年1月29日(土)~2月20日(日)[23日間]
会場:松本市内19か所
参加アーティスト:17人
入場料:無料
主催:マツモト建築芸術祭実行委員会
委員長:齊藤忠政(扉ホールディングス株式会社代表取締役)
総合ディレクター:おおうちおさむ(有限会社ナノナノグラフィックス代表)
URL:https://maaf.jp
*各室内会場の開場・閉場時間、 一部定休日は公式ホームページでご確認ください

【パブリック・プログラム詳細】
■1月30日(日)「白鳥真太郎×おおうちおさむ」 トークセッション
時間:14:00~15:30 
場所:上土劇場(長野県松本市大手4-7-2)
※入場無料
定員:40名
マツモト建築芸術祭で総合プロデューサーを務めるおおうちおさむは、若き頃、白鳥真太郎のラフォーレ原宿の広告写真に衝撃を受けました。30年の時を経て、2人が白鳥真太郎生誕の地、上土(あげつち)通りの劇場で語り合います。

■2月4日(金)岳都 松本×カトマンズ姉妹都市企画
石川直樹トークイベント「カトマンズとヒマラヤの旅」
時間:15:00~16:30 
場所:ヒカリヤニシ(長野県松本市大手4-7-14)
※入場無料
定員:先着20名
マツモト建築芸術祭の会場の一つであるレストランヒカリヤ。通常はラグジュアリーなフレンチレストランとして稼働している棟に、石川直樹の作品が展示されます。その作品に囲まれて、石川直樹が松本とゆかりの深いカトマンズ、ヒマラヤの旅を語ります。

■2月13日(日)「伊東豊雄×おおうちおさむ×齊藤忠政」トークセッション
時間:14:00~15:30
場所:まつもと市民芸術館 小ホール(長野県松本市深志3-10-1)
※入場無料
定員:先着100名
まつもと市民芸術館の設計を担当した日本を代表する建築家、伊東豊雄とマツモト建築芸術祭の総合ディレクターおおうちおさむ、そして扉温泉明神館の齊藤が、建築、街、松本、未来について語り合います。

■2月18日(金)「ELEVEN NINES the PERFORMANCE」
時間:18:00 / 19:30
会場:Satoyama Villa 本陣 (長野県松本市保福寺246)
入場料:無料
定員:各回20名
参加アーティスト:熊野寿哉(花人/空間演出家)、辰巳満次郎(能楽師)、アオイヤマダ(ダンサー)、Daisuke Niitome(電子音楽家)
2021年9月に開催された熊野寿哉のインスターション展『ELEVEN NINES』のオープニングの為に、オリジナルで制作されたパフォーミングアート作品。会場の空気感と一体化させるべく再編集した作品になります。

【マツモト建築芸術祭の見どころ】
■松本の多様な【名建築】が再評価される機会
国宝(1)国登録有形文化財(5)長野県宝(2)松本近代遺産(10)一部複数登録に加え「まつもと市民芸術館」などの現代建築、正面を西洋風に装飾した店舗兼住宅である「看板建築」や、江戸時代の武家屋敷に始まったとされる「なまこ壁」の土蔵造りの建物、昭和の趣を残す商業ビル等、松本の街の財産であり個性を形作る多種多様な20カ所が会場です。

■世界的なアーティストの作品が松本に集結
芸術祭には世界的に活躍する現役のアーティストが多く参加。建築と絵画・立体・写真・映像など多彩なアート作品を融合させ「ここでしか見ることのできない展示」をすることは、アーティストにとっても新しい挑戦になります。また、実力派若手アーティストの発掘にも力を入れ、世界に羽ばたく登竜門となる芸術祭を目指します。

■日本を代表する広告写真家の「仕事」を紹介
1980年代から広告写真の第一線を走り続ける松本市出身の写真家、白鳥真太郎。生家である大正12年築の看板建築「白鳥写真館」と「上土劇場(旧ピカデリーホール)」で作品を展示。日本の広告界を牽引してきた重鎮の「仕事」を、展示という形で見ることができる貴重な機会です。

■豪華絢爛、老舗料亭の大広間を一般公開
創業明治23年の老舗料亭「割烹 松本館」では、地元の彫刻家、太田南海が設計から手掛けた大広間「鳳凰の間」を公開。旧館は国の登録有形文化財に指定されており、南海による床柱や扇面の飾り彫り、さらに金子嶺挙による106枚の天井絵も圧巻です。市民でもなかなか目にすることのない「松本の宝」を芸術祭で一般公開することで、地元出身の彫刻家の偉業を肌で感じてもらう機会となります。

◆甦る名建築 「上土シネマ」と「旧宮島肉店」
長年廃墟だった「上土シネマ」と「旧宮島肉店」が所有者の賛同を得て芸術祭の会場として限定復活。「上土シネマ」は松本市の上土通りで90年にわたって親しまれ、2008年に惜しまれつつ閉館した老舗映画館。大正時代に市民有志により開館し、1967年頃、木造一部鉄筋コンクリート造の建物に改築したといわれています。また「旧宮島肉店」は明治28年頃に創業した松本市初の精肉店。現在残っている建物は昭和初期建築で30年以上廃墟となっていました。両施設ともに松本市近代遺産にも登録されており、芸術祭のボランティアスタッフによる清掃作業により今回、特別に限定復活します。

■松本の街を地域一体で盛り上げる
会場の多くは松本城から800メートルのエリアに点在。歩いて回ることができるので、数多くの店での食事やショッピングも楽しめます。芸術祭では来場者を回遊させることで、コロナ禍で疲弊した商店街に賑わいを創出し、活性化の一助となることを目指します。

<コロナ感染予防対策>
各室内会場での手指消毒や検温、連絡先の記入などの他、スタンプラリーと入場制限時整理券では非接触型の方法を登用。スタンプラリーは来場者SNSの発信による開催。また紙等による整理券の配布をとりやめ、整理券配布等に伴う感染機会の減少にも努めています。

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Drive! NIPPON編集部

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