桜島を見渡す壮大な自然に包まれた温泉旅館「界 霧島」では、2022年4月から通年で、「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」を開催します。宿泊初日、界 霧島で「本格焼酎の飲みくらべ」を行い、翌日の見学へ向け、味わいながら、心の下準備をします。翌日、「有限会社 中村酒造場」の杜氏を務める中村慎弥(なかむらしんや)氏から、手仕事で行われる焼酎づくりの工程や仕込みの方法を伺います。鹿児島県でも数少ない石造りの焼酎蔵で行われる焼酎づくりを見学した後は、蔵人のみがたのしめる「贅沢な前割り」という飲み方で本格焼酎の奥深さを感じることができます。
この取り組みは2021年より界全施設で実施している、職人・生産者と行うご当地文化体験「手業のひととき」の一環で、今年2年目を迎えます。
■「手業のひととき」とは
「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々に出会い、お客様がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。「界」では、ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供しています。界のスタッフは職人や作家、生産者の方々から、ご当地の文化や手仕事を教わり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、お客様にも、ぜひ地域の文化を継承する職人や作家、生産者の手業に触れて欲しい、という思いで「手業のひととき」を2021年より開催しています。
詳細 URL:https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/
■「手業のひととき」を担当する「有限会社 中村酒造場」について
鹿児島県霧島市にて1888年創業。県内に110軒以上ある焼酎蔵の中でも 軒のみの石造り蔵の1つで、純手造で全銘柄を仕込んでいる焼酎蔵。昔ながらの「人の手」「人の技」に重きを置き、焼酎醸造を行っています。
■中村酒造場にて本格焼酎のつくられる過程を知る
鹿児島県でも数少ない石造りの焼酎蔵で行われる焼酎づくりには、洗米、米蒸、製麴(せいぎく)、一次もろみ、二次もろみ、蒸留、熟成など、さまざまな工程があります。中村酒造場では、それらすべての工程において機械を一切使わず、手仕事で行います。中村氏から焼酎づくりのこだわりを聞きながら、丁寧につくられていく過程を知ることができる体験です。
■蔵人が普段味わっている「贅沢な前割り」を味わう
鹿児島県では、焼酎をたのしむ方法のひとつとして、あらかじめ好みの濃度まで水を加えておく「前割り」があります。焼酎と水を合わせ、数日間寝かせることで、焼酎と水がなじみ、割りたての焼酎と比べてまろやかな甘みのある味わいをたのしむことができる飲み方です。今回特別に、中村酒造場で焼酎をつくる過程で使用する霧島連峰の伏流水を汲み上げた地下水を用いた「前割り」を味わいます。
■翌日への心の下準備「本格焼酎の飲みくらべ」
宿泊初日に「本格焼酎の飲みくらべ」を行います。中村酒造場の本格焼酎を3種類味わいながら、中村氏が解説する動画をスマートフォンで視聴します。味わう種類の焼酎は、ソーダ割り、水割りなどそれぞれの焼酎に対して中村氏がすすめる割り材と配合で提供。まろやかさや爽やかさなど味の違いを感じ、翌日の「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」へ向け、心の下準備をします。
【「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」概要】
期間:2022年4月〜通年
時間:飲み比べは、滞在日1日目。見学は、滞在日2日目13:00〜14:30
場所:見学は、「有限会社 中村酒造場」にて現地集合・解散
料金:1名4,000 円(税込、宿泊費別)
定員:1日1名〜5名
予約:公式サイトにて 日前までに要予約
【界 霧島(鹿児島県・霧島温泉)】
神話が息づく高千穂峰の中腹に建ち、全ての客室から桜島を見下ろす開放的なビューが広がります。スロープカーで下りた草原には湯浴み小屋が佇み、霧島高原を見晴らす景観を眺めながら、心身ともに開放される温泉旅館です。
住所:鹿児島県霧島市霧島田口字霧島山 2583-21
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikirishima/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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