小湊鐵道株式会社は、五井駅(千葉県市原市)と養老渓谷駅 (市原市朝生原)間を運行する「房総里山トロッコ列車」は2022年の運行を3月12日(金)よりスタートしました。 関連する新たな取り組みとして、 「ダイヤの改正」「モバイルチケットの導入」「チョイノリの推進」「クラウドファン ディングサイト『 C-VALUE』と連携した特別企画『小湊鐵道沿線エリア特集』」などを行っていきます。
■房総里山トロッコ列車とは?
房総里山トロッコ列車は、千葉県市原市の五井駅~養老渓谷駅間を運行するトロッコ列車です。
その昔、小湊線で活躍したSLをモチーフにした機関車はクリーンディーゼルを搭載、トロッコ型の客車は天井をガラス張りにし、風をさえぎる窓は取り外すことで日本の原風景である里山の光と風を車内にいながら、感じることができます。
沿線では、菜の花と桜が3月中旬から4月中旬に見頃を迎え、全国から鉄道ファンや写真愛好家が集まる名所となっています。
<新たな4つの取り組み
(1)ダイヤの改正
昨年の運行時に「五井~上総牛久間」よりも「五井~養老渓谷間」の利用ニーズが高かった事を踏まえ、2022年3月12日からは、「五井~養老渓谷間」を2往復にダイヤ改正します。
ダイヤを改正することで「日帰りに遊びに行くお客様」、「宿をチェックイン、チェックアウトするお客様」「観光後に帰るお客様」など様々なニーズに対応します。
養老渓谷への到着時間が早まった分、現地で長く滞在でき、ゆっくりと観光できます。
(2)モバイルチケットの導入
券売機での混雑回避、非接触型のチケット購入を目的に、モバイルチケットで「1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」の販売を開始しました。
これにより、チケットを購入するために券売機に並ぶ手間や時間にとらわれることなく、スマートフォン1つで小湊鐵道の路線を利用することができます。
また、新型コロナウイルス感染症による環境変化を受けて、同施策によって接触機会を最小限に抑えることで、利用者と事業者の安全・安心を守ります。
(3)チョイノリの推進
小湊鐵道は、風光明媚な里山風景もあり、被写体としての人気が高く、毎日のように車で訪れ、写真を撮りに訪れる様子が伺えます。
車で訪れた方にも鉄道を楽しんでもらおうと、「チョイノリ」の推進を行っています。
「チョイノリ」とは、その名の通り、短い区間を短い時間で鉄道を楽しんでもらう取り組みで、車で養老渓谷に遊びに来た方が、駅に寄った際に養老渓谷駅から房総里山トロッコ列車に乗車し、近隣の駅まで乗車、折り返し養老渓谷駅に戻ってくるなど、気軽に鉄道を利用できる内容になります。実際に乗車することで新たな里山の魅力を体感することができるはずです。
(4)C-VALUE特別企画『小湊鐵道沿線エリア特集』
小湊鐵道沿線エリア活性化実行委員会では、「小湊鐵道沿線活性化の起爆剤となる商品・サービス」を発掘・創出し、小湊沿線を代表する商品・サービスを生み出していくプロジェクトを実施しています。
小湊鐵道沿線エリアで「商品をもっと多くの人に届けたい」「たくさんの人を喜ばせたい」「世の中にないサービスを創造したい」このような熱い想いをもつ事業者を募集し、4月中旬よりプロジェクトを開始予定です。
【房総里山トロッコ列車概要】
運営会社:小湊鐵道株式会社
房総里山トロッコ列車専用サイト: https://www.kominato.co.jp/satoyamatorocco/index.html
房総里山トロッコ専用ダイヤル:0436-23-5584
受付時間:平日 10:00~11:30/12:30~16:00(発売の締切は、乗車日の2日前16時となります。 )
※コロナウィルス感染予防の為、急遽運休になる場合があります。運休の際はホームページ上で案内しますので、出発前に必ず確認ください。
※乗車当日はマスク等着用ください。
※駅改札、トロッコ列車入口などに消毒用アルコールを設置しております。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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