小諸マチナカ回遊プロジェクト実行委員会は、長野県小諸市において、小諸市の文化・芸術・食をめぐり歩くまちなか回遊イベント「こもろ浪漫2022春」を4月16日(土)~5月29日(日)に開催します。
「こもろ浪漫2022春」では、小諸市や旧北国街道沿いの寺社、店舗、施設の協力により、魅力的なスポットを歩いて回るウォーキングマップを作成。約2時間半のコースで、さまざまな文化や歴史、自然が融合した「こもろ浪漫」に触れることができます。
ゴール地点「与良館(よらかん)」または「小諸駅のまど」にて、回遊で感じたことを一句詠んだり、アンケートにお答えいただいた方に粗品をプレゼント。
旧北国街道沿いの7つのお寺には、回転式のオリジナルスタンプ「輪印(りんいん)」が登場。生誕150年を迎える島崎藤村が小諸時代に千曲川一帯の自然や人びとの暮らしを写生した「千曲川のスケッチ」の一文とそれぞれのお寺の特徴を描き、絵柄はすべて異なります。こもろ浪漫開催期間中だけの特別スタンプ。ぜひ願いを込めて押して周ってみてください。
こもろ観光ガイド協会さん協力のこもろ浪漫ガイドツアーでは、寺社巡りに加え、お人形さんめぐりや島崎藤村生誕150年にちなんださまざまなツアーを企画。小諸の歴史、文学、史跡に精通したガイドさんが、約2時間のコースを笑顔で元気に分かりやすく案内してくれます。いずれのツアーも脇本陣の宿・粂屋に併設されたカフェ「茶屋くめや」のおにかけうどんのランチ付きです。
浅間山の麓にある小諸宿は、小諸城を中心とする城下町に宿場の機能が備わったことで大きく発展を遂げました。小諸城は城郭が城下町よりも低い場所に位置する日本唯一と言われる「穴城」で、城を取り囲むように城下町と自然風景を残すための多くの寺社が配置されています。
また、旧北国街道沿いには、江戸、明治、大正、昭和の多くの建築物が混在し、近年では小諸に魅了された移住者や若い方が、既存の建物を活用して飲食店を開業するなど、新たな息吹も感じられます。
雄大な自然に囲まれ、上質な文化を育んできた小諸は、多くの文化人や芸術家の感性も魅了してきました。長野県出身の文豪 島崎藤村は自然や生活の様子を新鮮な感覚でとらえ、優れた作品を残しています。近代の俳人として名高く、生涯20万句を超える俳句を詠んだとされる高濱虚子も、小諸の風土に接し、新たな世界を現出しました。
小諸城址の美しい桜も咲き始めました。こもろ浪漫開催期間中には、小諸で発見されたコモロスミレや牡丹の花も見頃を迎えます。春の暖かさを感じながら、懐かしく新しい小諸のまち歩きを堪能ください。
【まちなか回遊イベント「こもろ浪漫」概要】
季節を感じながら、旧北国街道沿いの寺社や店舗、記念館などを歩いてめぐります。
イベント開催期間中には、島崎藤村が原稿用紙に使用していた内山障子紙を使った「トラベルノート万覚帖」やガイドツアー、回転式スタンプ「輪印(りんいん)」等の特別企画も開催します。
開催期間:
2022年4月16日(土)~5月29日(日)
参加方法:
小諸駅前の小諸駅のまどまたは小諸市観光案内所で「こもろ浪漫マップ」を受け取り、参加ください。
参加費:
無料※一部入場料がかかる場所があります。
ガイドツアー:1,500円/人(税込)
イベント詳細サイト:https://komororoman.com/
こもろ浪漫Instagram:https://www.instagram.com/komororoman/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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