三重県志摩市にある佐藤養殖場は、的矢湾の牡蠣を1年中食べられるお食事処「的矢かきテラス」を2022年1月にオープンしました。佐藤養殖場が自信をもって提供する「的矢かき」の生牡蠣をはじめ、伊勢志摩ならではの食べ方「カンカン焼き」や季節ごとに楽しめる牡蠣料理を用意。海上浅橋にて養殖筏(いかだ)や行き来する船を見ながら、海上BBQを家族や友人と楽しむことができます。
<生カキ>
的矢かきはえぐみや臭みがなく、牡蠣が苦手な人でも食べられるほど食べやすいのが特徴。養殖場直営だからこそ味わえる、新鮮抜群の生カキをぜひ味わってみてください。時期によって違う牡蠣の味わいに合わせたオリジナルソース付き。
<牡蠣のカンカン焼き>
旬の的矢かきをカンカンに入れ、お酒かお出汁で卓上のコンロで蒸し焼きにしていただきます。誰でも簡単に美味しく蒸し牡蠣を楽しめる、伊勢志摩ならではの食べ方で的矢かきを堪能ください。
<酢かき>
剥きたての牡蠣を甘酢でさっとしめた酢かきは、牡蠣漁師や地元で愛されている牡蠣料理のひとつです。
■三重ブランド第一号に認定
2002年3月、全国的に知名度の高い三重県が誇る特産5品目として、松阪牛・伊勢えび・真珠・あわびとともに的矢かきが三重県からの要請を受け認定されました。三重ブランドの「的矢かき」は 佐藤養殖場1社のみが認定を受け養殖し育てたものだけです。
【施設概要】
店舗名:的矢かきテラス
住所:三重県志摩市磯部町的矢889
営業時間:10:00〜15:00(ラストオーダー14:30)
定休日:不定休
TEL:090-7368-4887( 受付9:00〜17:00 )
※営業時間中はつながりにくい場合もあります。
席数:1階 44席/2階 38席/海上レストラン 36席
予約や貸切について:電話にて問い合わせください。
駐車場:有(18台)
URL:https://seijyoumatoyakaki.com/matoyakakiterrace/
<美味へのこだわり>
1)牡蠣の生育に最適な場所で育てています。
牡蠣は、育つ場所でベースの味が決まります。例えば、東北の牡蠣と広島の牡蠣でも味が全然違います。栄養が行き届いてない痩せた湾で育てると「殻だけが大きくスカスカの身」になってしまいます。
的矢湾は、神宮林・鳥羽・五ヶ所からと三本の川が流れ込んでいる特殊な湾。山の養分をたっぷり含んだ川の水が海中へと流れ込むことで、的矢湾には牡蠣が食べる植物プランクトンが豊富に育っています。的矢かきの特徴である「甘味・旨味・塩度のバランスがちょうどよく、ふっくらとしている」理由は、このような山海の恵みが関係しているのです。
2)1粒1粒に、栄養を届けています。
どれだけ自然の恵みが豊かな湾でも、その湾以上に牡蠣を増産しようとすれば、湾が痩せてしまい、結果、牡蠣1粒1粒に栄養が行き届かなくなってしまいます。佐藤養殖場では、常に高品質な牡蠣を提供できるように、創業時から海の環境に配慮した生産量基準を設け、今も変わることなく、無理な増産をせず、1粒1粒愛情を込めて育てています。
3)えぐみ・苦味・臭みのない上質な味に仕上げています。
清浄 的矢かきは「垂下式牡蠣養殖法」という方法で育てています。垂下式牡蠣養殖法は、佐藤養殖場の創業者・忠勇の時から変わらずに続けている伝統的な方法。今まで養殖に2〜3年かかっていたものを、わずか1年で十分な大きさに成長させる特殊な技です。短期間で大きく育った若い牡蠣は2〜3年かけて成長したものより、断然身が柔らかく、ふっくらとして艶があります。また、牡蠣特有のえぐみ・苦味・臭みがないため、今まで牡蠣が嫌いだった人が「牡蠣が好きになった」という声も多く寄せられています。
<安全へのこだわり>
1)生でも安心して食べられます。
「牡蠣は、生で食べるのが一番美味しい。でも菌を持っているから怖い..」そう思ってる人も多いと思います。
牡蠣が菌を持つのは、海水に菌があるからです。海水の菌をなくしてしまえば、牡蠣自体の菌は極限まで減り、生でも安心して食べられるようになります。佐藤養殖場は、紫外線殺菌した海水で、20時間以上飼育して牡蠣を滅菌するという、画期的な浄化方法を世界で初めて完成させました。(特許浄化法:特許1006834号)
2)より安全を追求し、個別検査まで行っています。
生食用の牡蠣は、消費者の方に安全に食べてもらえるように、厚生労働省により細菌数、大腸菌群、腸炎ビブリオ、ノロウイルスなどの検査基準が設けられています。三重県の生食用牡蠣は、厚生労働省が設けている規格基準より厳しく検査されているので(みえのカキ安心システム)、安心して召し上がっていただけます。佐藤養殖場では、三重県がおこなう検査に加え、「より安心していただけるよう」自主検査も行っています。こういった自主検査は、一般の牡蠣養殖業者では行いません。
■佐藤養殖場について
有限会社佐藤養殖場は、大正14年に創立し、三重県志摩市で清浄浄化 (特許浄化法:特許1006834号) の無菌化牡蠣製造を日本で最初に実現した牡蠣専門の水産養殖場です。2021年7月には経営陣が新体制となり、五代目佐藤養殖場がスタートしました。
創業者から代々受け継がれる「美味」と「安全」を追求した牡蠣づくりの伝統技術、そしてお客様のニーズにお応えするための革新を胸に、従業員一丸となり 真心をこめて「的矢かき」をお届けしています。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。