鳥取県では、2022年5月31日(火)より初夏の風物詩である天然「岩ガキ」の漁が解禁され、賀露市場(鳥取県鳥取市)をはじめ県内5箇所の市場で6月1日(水)に初競りが行われます。昨年の初水揚げでは賀露市場で1,040キログラムが揚がり、1キロあたりの平均単価は924円となりました。漁期は8月末まで。
今漁期もぷりぷりで身入りが良くなることが期待されています。この時期にしか食べることができない天然岩ガキを、ぜひ堪能ください。
主に日本海側で採れる「岩ガキ」は6~8月に旬を迎え、冬が旬のカキ「真ガキ」と比べると殻が大きく身もボリューミーで、生で食べることができるのが特徴です。
■鳥取県自慢の天然岩ガキ「夏輝(なつき)」とは
鳥取県のきれいな海で、 荒波に耐えながら4年以上かけてゆっくりと成長した天然岩ガキを2005年「夏輝」としてブランド化。そのなかでも殻長13cm以上の高品質な岩ガキにはブランドラベルをつけて販売されています。
とろりと濃厚な旨味は、まさに“海のミルク”。滑らかな口当たりがたまらない至極の味です。天然岩ガキは生で食べるのが一番。レモン汁をかけて一口で豪快にお召し上がりください。
■2020年にブランド化された、 超大型岩ガキ「砂丘の誉(ほまれ)」とは
2020年より、蓋長16cm以上の良形の岩ガキを「プレミアム夏輝 “砂丘の誉”」というブランド名で“プレミアム金冠タグ”を付けて毎年6月2日から出荷しています。
鳥取県の岩ガキ漁は通常素潜りで行いますが、この 「砂丘の誉」は鳥取砂丘沖合の水深約18メートルより深い場所でしか採れず特殊なボンベを背負った海女らが潜水 して漁を行います。
鳥取砂丘沖で採れる1日200~300個の岩ガキのうち、「砂丘の誉」はわずか10個ほど。1個あたりの浜値は夏輝の約3倍と、まさにプレミアムです。
■鳥取自慢の岩ガキは、 おいしいお酒とペアリングでどうぞ!
鳥取産の岩ガキは冬に出回る真ガキに比べ、クリーミーで濃厚な旨味がぎゅっと詰まっています。
そこで、おいしいお酒と一緒に召し上がってもらいたく、鳥取市内で地酒やワインなどを豊富に扱う谷本酒店を経営し、利酒師でありソムリエの資格ももつ谷本さんに「岩ガキの食べ方別、ペアリングにおすすめのお酒」をうかがいました。
鳥取産の岩ガキは、 かなりミルク感が強いため、 きりっとした酸味がなければ美味しくありません。
1.“生”で食べる時には「千代むすび 純米吟醸山田錦」が特にお勧めです。きれいな青リンゴを連想されるような酸味と、香しい吟醸香があわさりレモンを搾らずに楽しむことができます。
2.そして、レモンを搾る際には白ワインで頂きましょう。「兎ッ兎ワイン ヤマブラン2021」に合わせることで、レモンの酸味と岩牡蠣の旨味が混じり合い、口の中で非常に良いハーモニーを奏でます。
3.さらに焼いた場合は、勿論地ビールですね!しかも辛口の「大山地ビール ピルスナータイプ」がキレと旨味が抜群で、食べ過ぎてしまいます!
【たにもと酒店】鳥取市末広温泉町274番地 https://www.meishu.co.jp/
<鳥取市内で旬の岩ガキを食べるならコチラもおすすめ>
■旬魚たつみ 鳥取店
鳥取県鳥取市弥生町 347
TEL:0857-50-1133
営業時間:17:00-23:00
定休日:火曜
■ぐらっちぇ 本店
鳥取県鳥取市末広温泉町271-4 かわとビル
TEL:0857-29-5300
営業時間:17:00~23:30
定休日:無し
【通販サイト】
お刺身用など鮮度が大切な商品はライブ通販アプリ『UOICHI』が便利。冷凍・乾物・加工品は通販サイト「とっとり市」からご購入できます。
UOICHI についてはこちら: https://karoichi.jp/uoichi/
「とっとり市」URL: https://tottori-ichi.jp/
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Drive! NIPPON編集部
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