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投稿日:2023.01.15 Sun

天然記念物指定の金魚が勢揃い!”生命の宿る美術館”アートアクアリウムで、美しい金魚を堪能

天然記念物指定の金魚が勢揃い!”生命の宿る美術館”アートアクアリウムで、美しい金魚を堪能

東京・銀座三越にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、約70種類の金魚が様々な水槽作品の中を泳ぎ、江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を芸術作品「アートアクアリウム」という形で表現しています。
今回、日本で天然記念物と指定されている4種の金魚が全て揃いました。代表的な金魚から珍しい金魚まで、さまざまな金魚を見ることができるアートアクアリウム美術館で、金魚という観賞魚の美しさに触れてみませんか。

天然記念物に指定されている4種類の金魚は、「金魚コレクション」と「新金魚品評」という作品エリアで鑑賞できます。正面や横からの姿を楽しむ“横見”や、上からその美しさを眺める“上見”という本来の金魚鑑賞方法で、悠々と泳ぐ生きる芸術・金魚の美しい姿をお楽しみください。

■土佐錦(とさきん)1969年天然記念物指定|高知県
“金魚の女王”と称される、高知の天然記念物。ドレスのように優雅にひらひら靡く、前方が反転した大きな尾が特徴です。アートアクアリウム美術館の家紋シルエットの金魚は、土佐錦がモチーフになっています。

■南京(なんきん)1982年天然記念物指定|島根県
白く輝くボリューム感のある体と、小さな頭の組み合わせで上品な雰囲気を持つ種類。江戸時代中期から島根県の出雲・松江地方で飼い継がれてきた地金魚で、出雲南京とも呼ばれます。昭和57年には、島根県の天然記念物に指定されました。

■鉄魚(てつぎょ)1933年天然記念物指定|宮城県
フナ型の体と、長く伸びる尾ひれなどのすべてのひれが特徴。宮城県で発見された野生のフナと金魚の交雑種であるとされる種類です。ほかのフナ類と異なる性質をもつことから昭和8年に天然記念物に指定されました。
同館では、鉄魚の中でもよりヒレが優雅に長く伸びる“羽衣天女(はごろもてんにょ)”と呼ばれる種類が泳いでいます。

■地金(ぢきん)1958年天然記念物指定|愛知県
上からの鑑賞でその魅力が引き立つ、透明感のある白い体と赤いひれが特徴。口元は紅を差したように赤く染まっています。江戸時代中期に作出された起源の古い種で、愛知県の天然記念物に指定。

【施設概要】
アートアクアリウム美術館 GINZA(英語表記:ART AQUARIUM MUSEUM GINZA)
入場料:WEBチケット 2,300円 https://ticket.artaquarium.jp/
当日券 2,400円(当日券は銀座三越新館1階にて発売)
所在地:銀座三越新館8階(入口は9階) (東京都中央区銀座4-6-16)
営業時間:10:00~19:00(変更になる場合がございます)
休館日:銀座三越の休館日に準ずる(加えて、メンテナンス等により不定期で休館の場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください)
URL:http://artaquarium.jp/

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Drive! NIPPON編集部

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