日本美のミュージアムホテル・ホテル雅叙園東京では、3月12日(日)までの期間限定で、館内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて「めでたづくし×百段階段」が開催されています。※1月30日(月)・31日(火)は休館
今回の企画展では、昔から人々の生活と密接に結びついてきた「願い」に着目し、1,000点を超える縁起ものを展示。文化財建築へと続くプロムナードでは、古来より日本各地に伝わる116もの神さまのお面が出迎えます。
また、展示会場の7部屋には、伝統工芸の匠の技に見る吉祥モチーフや幸せを願うお細工物、現代の人気イラストレーターによる新たなかたちの神々などが展示され、さまざま角度から“福”を紹介。幸せの世界に入り込み、至福のひとときをお過ごしください。
【「めでたづくし×百段階段」開催概要】
期間:2023年1月1日(日・祝)〜3月12日(日)※1月30日(月)・31日(火)は休館
時間:11:00~18:00(最終入館17:30)
会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
料金:[平日]当日券 ¥1,200/学生 ¥600[土日祝]当日券 ¥1,500/学生 ¥800 ※未就学児無料、学生は要学生証呈示
販売:ホテル雅叙園東京(一般入場券)/公式オンラインチケット(一般入場券、グッズ付)
問合せ:03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
URL:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/medetazukushi
■文化財建築にてまりの雪が舞い降りる
“まるく収まる”、“縁をつくる”などの意味が込められた「てまり」のインスタレーションは、まるで雪景色。さまざまな色の糸が重なったてまりは、光の当たり具合でその表情が変わり、舞い降りる雪を見上げているかのような不思議な感覚に陥ります。また、琉球てまりや、加賀てまりをはじめとする全国各地のてまりも展示。冬景色の中に温もりを感じる空間演出は、絶好のフォトスポットです。(展示協力:はれてまり工房)
■奇想の絵師による神々の幽玄な世界
大ヒットゲームのキャラクターデザインや書籍挿画で活躍する現代の奇想の絵師・七原しえ氏の初作品集『緋花 根の国 底の果て』から、20点の作品をパネル展示。架空の閉鎖的な島国“根の国”の舞台となるのは静水の間。橋本静水をはじめとする昭和の名画家により岩絵の具で描かれた欄間や天井の色鮮やかな草花の中に、イラストに多用されている緋色の本質的な力強さ、神聖さ、非日常性が溶け込みます。大胆にして緻密、華麗にして剛健な作品には、神にまつわるもの、獅子や神馬などが登場。根の国という幽玄の世界で、たくましく生き延びるキャラクターたちの力強さをご覧ください。
■圧倒的作品数の細工物や招き猫
絢爛豪華な漁樵の間には、子の健やかな成長を願う這い子人形など、ひとつひとつに縁起の良い意味が込められたつるし飾りをはじめとし、柔らかな表情のお福さん、きつねの嫁入りなど、400点を超えるお細工物が揃います。また、星光の間には、創作招き猫作家の第一人者である、もりわじん氏による1月1日から12月31日までの札を付けたユニークな招き猫「日々福」が集結。366の猫たちの表情は実にさまざまで、すべて本企画展で初公開する新作になります。
【ホテル雅叙園東京】
90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルです。茶室に見立てた全60室の客室は、80平方メートル以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスが完備された、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えています。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など7つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財の「百段階段」を有しています。
また、世界80カ国、520軒を超える独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「Small Luxury Hotels of the World(SLH)」、および世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Serandipians by Traveller Made(R)」に加盟しています。
URL:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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