一般社団法人 新上五島町観光物産協会では、2月1日~28日にもっと椿を好きになるイベント「椿日和」が開催されます。
五島列島に自生する椿は約1100万本。上五島だけでも680万本以上あり、全国一と言われるほどで、冬には深紅の花をいっぱいに咲かせた椿があちこちで見受けられます。山林が80%と平地が少なく、対馬暖流の影響で温暖な気候のため椿が育ちやすいため、1000年以上前の遣唐使の時代には貢物として、椿油が送られていたと伝えられています。
椿が人々に親しまれていた証として、町内の多くの教会でステンドグラスや室内装飾にも椿や椿のモチーフが使われています。
椿は冬が終わるとともに花が落ち、そこに実がつきはじめます。種が採れるのは秋頃。この種が、島の特産品でもある椿油の原料となります。昔は集落ごとに小さな精油所があり、山で種を拾っては製油所に立ち寄りその場で交換していたそう。上五島の椿油は品質もよく、髪や肌にもやさしい美容品として高く評価されています。
また、現在は花からは酵母を、油の搾り粕から肥料を、固くて木目が目立たず摩耗に強い幹からは、櫛やスプーン等の木工品と、余すことなく活用されています。椿商品は特産品ECサイトからも購入可能。
自宅で椿商品を試すのももちろん良いですが、冬の間だけ咲く、可憐で美しい椿の花々を見に出かけてみませんか。
【もっと椿を好きになる「椿日和」概要】
期間:2月1日(水)~2月28日(火)
場所:五島うどんの里周辺
内容:つばき写真展、つばきガチャ、つばきクイズラリー、つばきドライブ他
「つばき写真展」開催にあたり、上五島で撮影されたとっておきの島の椿の写真を募集中です。投稿された写真は、期間中、五島うどんの里と有川観光情報センターにて展示。横応募要領は新上五島町観光物産協会ホームページよりご覧ください。
■つばき写真展詳細URL:
https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/feature/tubaki-photo
■新上五島町観光物産協会地域商社事業部通販サイト【美しい海と大地が育んだふるさと逸品】
URL:https://www.shinkami510.com/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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