稲取温泉旅館協同組合が主催する「雛のつるし飾りまつり」が3月31日まで開催されています。期間中、各地でさまざまなイベントが開催されていますが、中でも最も注目を集める「素盞鳴(すさのお)神社雛段飾り」が2023年2月18日(土)~3月12日(日)に開催されます。
稲取漁港を見下ろすように位置する素盞鳴神社は、須佐之男命を祀った稲取の一部落の鎮守社で、2014年からこの神社の階段に雛人形と雛のつるし飾りを飾るようになりました。
展示段数118段は屋外に雛人形を展示する段数としては日本一(※同組合調べ)で、昨年より下田市の天神神社でも118段の階段に展示をするようになったため、「雛人形の展示段数日本一タイ」となっています。
急勾配の長い階段に飾られる雛人形と雛のつるし飾りは多くの人を魅了します。まるでカラフルな壁が目の前に聳え立っているような圧巻の光景。階段手前の鳥居にも風情を感じます。
また、稲取温泉旅館協同組合で運営するカフェ「CREPE&DRINK TATENOICHI」では、期間限定クレープや稲取名物「祝い餅」を販売。御朱印も、この展示期間のみ御朱印授与所を設けて対応されます。
すでに開館されている「文化公園雛の館」(2023年3月31日まで)を始め、他の展示会場でも従来の雛のつるし飾りを観ることができます。
稲取温泉より南に位置する河津町の「河津桜まつり」、南伊豆町の「みなみの桜と菜の花まつり」も開催されているので、あわせて一足早い春の旅を満喫してください。
【素盞鳴神社雛段飾り】
期間:2023年2月18日(土)~3月12日(日)
会場:素盞鳴神社(静岡県賀茂郡東伊豆町稲取15)
時間:10:00~15:00
※雨天中止
【稲取温泉 雛のつるし飾り】
雛祭りのときに、雛壇の両脇に手作りの人形をつるす「雛のつるし飾り」という伝統文化が残る伊豆稲取温泉。娘の健やかな成長を願い、思いを人形に込めてひな祭りをお祝いする、母娘のつながりを感じる心温まる風習です。
日本三大つるし飾り(福岡県柳川市:さげもん、山形県酒田市:傘福、静岡県東伊豆町稲取:雛のつるし飾り)のひとつでもあるこの飾りを観光資源としてイベントを実施している、雛のつるし飾り発祥の地です。
稲取温泉旅館協同組合URL:http://www.inatorionsen.or.jp/
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Drive! NIPPON編集部
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