東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2023年5月1日〜5日の期間、暦にあわせて季節を愉しむ「八十八夜の新茶体験」が提供されます。立春から数えて88日目の雑節「八十八夜」は、古くから新茶を摘む季節とされてきました。江戸時代、この日に摘まれた新茶は、栄養価が高く不老長寿の縁起物として珍重され、粋な季節の楽しみ方の一つでした。
星のや東京ではこの時期にあわせて、江戸時代から続く茶農家の新茶とお茶菓子を味わう時間をお届けします。この時期を楽しむ贅沢な体験をお楽しみください。
「八十八夜の新茶体験」の特徴
■旨味と香りを堪能する玉露とお茶菓子
のどを潤すためのお茶ではなく、少量で味わう玉露は、江戸時代から続く静岡の茶農家「森内茶農園」の「さえみどり」を提供します。さえみどりは、甘い香りが特徴で苦味、渋みが少なく旨味成分が多い品種。低温で丁寧に淹れることで、より上質な旨味を感じることができます。その玉露にあわせて提供するのが、ホワイトチョコレートを使用した生落雁です。玉露の強い旨味に、ホワイトチョコのカカオバターの濃厚さと強い甘味をあわせることで、より一層深みのある味わいが楽しめます。
■さまざまな淹れ方や食べ方で煎茶を愉しむ
日本人にとってなじみの深い煎茶は、3種類から1種類を選び、一煎、二煎、氷出しまでじっくり味わいます。味と香りのバランスの良い新茶の茶葉は「森内茶農園」の単一品種、「山の息吹」「蒼風(そうふう)」「やぶきた」の 3種類。そのうちの一つ「山の息吹」のお湯出しでは、新緑の山を思い起こす爽やかな香りと品のよい旨味を味わいます。また、氷出しでは、新茶らしい清々しい渋みを感じるといったように、淹れ方による違いが楽しめます。最後は、新茶の柔らかい茶殻を、茶の実から搾油した茶の実オイルと岩塩で和えて提供する食べ方です。
<滞在スケジュール>
15:00 チェックイン
16:00 お茶の間ラウンジにて、玉露とお茶菓子を堪能する
16:15 3 種類の茶葉からひとつ選び、煎茶を味わう
17:00 菖蒲湯で身体を癒す
【「八十八夜の新茶体験」概要】
期間:2023年5月1日〜5日
料金:無料 *宿泊料別
含まれるもの:玉露、煎茶、お茶菓子、菖蒲湯セット
予約:公式サイトにて 5 日前までに要予約
対象者:星のや東京宿泊者
備考:状況により内容が一部変更になる場合があります。
【星のや東京】
住所:東京都千代田区大手町一丁目9番
室数:84 室
URL:https://hoshinoya.com/tokyo/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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