鹿児島県本土の中央に位置し、南九州の交通の拠点となっている霧島市。活火山である霧島山の恩恵を受け、豊富な温泉のある観光都市でもあります。
そんな霧島市では、霧島山周辺に分布し、紅紫色の花を咲かせる「ミヤマキリシマ」が見頃を迎え始めています。この機会に霧島の雄大な自然を感じながら、可憐に咲き誇るミヤマキリシマを見てみませんか。
■「ミヤマキリシマ」とは
九州各地の高山に分布するツツジ科の一種で、霧島市の市花、そして鹿児島県の県花にも指定されています。紅紫色の花を咲かせて霧島山を彩るミヤマキリシマは美しく、その見頃は5月中旬から6月上旬。今まさに見頃の時期を迎え、多くの登山客が霧島山へと足を運んでいます。
■なぜ今、「ミヤマキリシマ」?
現在放映中の朝の連続テレビ小説「らんまん」。その主人公のモデルとなった、植物学者・牧野富太郎博士は、ミヤマキリシマの名づけ親でもあります。
「深い山に咲くツツジ」から牧野博士にその名をつけられて、早百十余年。今では、霧島市を代表する花となりました。
■「ミヤマキリシマ」の鑑賞スポット
天孫降臨神話でも知られる「高千穂峰」周辺や、霧島山の最高峰「韓国岳」周辺などで見られます。また、場所によっては登山をしなくとも見られるところもあります。天候や開花状況によっては、周辺が大変込み合うことも。
なお、昨日時点の開花状況は、概ね以下のとおり。また、最新の開花状況は霧島市ホームページで確認することが可能です。
<高千穂河原(鹿ケ原)>咲き始め/5月下旬見頃
<御鉢斜面・高千穂峰>咲き始め(御鉢斜面は5分咲き)/5月下旬見頃
<中岳中腹探勝路>見頃/5月中旬~下旬
<韓国岳>つぼみ/6月上旬
<えびの高原つつじヶ丘>つぼみ/5月下旬~6月上旬
【「ミヤマキリシマ」概要】
見頃の時期:5月中旬~6月上旬
鑑賞スポット:高千穂峰周辺や韓国岳周辺など
鑑賞スポット付近までのアクセス:鹿児島空港から車で約45分
※最新の開花状況URL:https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/shizen/2023miyama.html
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Drive! NIPPON編集部
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