長野県・新潟県・富山県・岐阜県にまたがる中部山岳国立公園内「栂池自然園」は、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いだ標高約1,900m、約100ヘクタールに及ぶ日本有数の高層湿原で、雄大な白馬三山や展望湿原から日本三大雪渓の一つ「白馬大雪渓」を望むことができる人気のトレッキングスポットです。
現在、「つがいけロープウェイ」を乗り継いだ栂池自然園では、ひと足早い紅葉シーズンを迎えています。9月中旬より湿原の草紅葉から始まり、錦に染まる圧巻の紅葉が間もなく見頃を迎える予定。
栂池自然園では、6月初旬の雪解けとともにミズバショウの群生による遅い春が訪れ、夏には数百種類にも及ぶ色彩豊かな高山植物の花々が咲き誇り、短い夏が終わる9月にはひと足早い秋が訪れます。そして、10月初旬には北アルプスの初冠雪とともに見事な「三段紅葉」が見られるなど、四季折々で変化する絶景が楽しめます。
■「つがいけロープウェイ」
「つがいけロープウェイ」は栂池自然園にアクセスするゴンドラリフト「イヴ」(6人乗り/乗車時間20分)と、ロープウェイ(71人乗り/乗車時間5分)の総称で、中部山岳国立公園に手軽にアクセスできるため、ハイカーはもとより、写真愛好家にも人気。乗車中は、高原の爽やかな空気を感じながら北アルプス白馬三山、信州を囲む雨飾山や浅間山、八ヶ岳連峰の山々を望むことができます。
■錦秋の「栂池自然園」
紅葉の見ごろは、園内で一番標高の高い展望湿原から見頃を迎え、浮島湿原、ワタスゲ湿原、ミズバショウ湿原へと移り変わります。ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤色などに染まった山々が一変する様子は、自然の奇跡ともいえる圧巻の美しさ。木道が整備された園内で楽しむ紅葉ハイキングは、秋の季節の移り変わりを感じられる特別な体験になることでしょう。
(紅葉見頃見込み:9月末から10月第2週)
■足元に広がる紅葉の絨毯
10月初旬には更に紅葉が山麓へと広がり、自然園へ向かうゴンドラリフト、ロープウェイの車窓からは足元に紅葉の絨毯が広がる、約30分間の空中散歩が堪能できます。
うっとりするほど美しい圧倒的な自然を、ロープウェイから、またハイキングをしながら存分に堪能ください。
【つがいけロープウェイ 概要】
営業期間:2023年6月10日~10月22日
営業時間:8:00~16:20(繁忙期は早朝・延長営業あり)
料金:大人3,700円、小児(小学生)2,100円
(ゴンドラリフト&ロープウェイ+栂池自然園入園料込)
URL:https://www.tsugaike.gr.jp
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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