「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、「鹿児島の壺造り黒酢」。
鹿児島県霧島市福山町では、屋外で壺を使用し、米を原料とする食酢が醸造されています。江戸時代から続く製法で、熟成期間を経るにつれて琥珀色に色が付いてくるため、「鹿児島の壺造り黒酢」と呼ばれています。
黒酢は、一説では江戸時代の文化2年(1805年)、もう一説では文政3年(1820年)福山の地で初めて造られ、現在に至るまでその生産が継続されており、約200年の歴史があります。第二次世界大戦前後に原料米が統制経済で途絶えましたが、頑固な業者が原料を米の代わりにさつまいもを用いて、細々ながらその技術を守り続けてきました。
1965年頃から自然食品希求の声の高まりとともに黒酢が見直されはじめ、徐々に業者の数も増え、現在では日本全国で親しまれるような存在になりました。
長期熟成により、黒酢には旨味成分のアミノ酸が一般の酢よりも多く含まれているだけでなく、多くの栄養分が溶け出しているのだとか。料理を引き立てる調味料としてだけでなく、健康ドリンクなど健康食品としても注目されています。鹿児島で醸造された黒酢をお土産や贈答用にぜひ!
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-kagoshima/
【鹿児島県天然つぼづくり米酢協議会】
http://www.kurozu.co.jp/
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Drive! NIPPON編集部
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