和歌山県北山村の特産柑橘「じゃばら」の今年の初収穫が、11月10日(金)に開催されます。収穫は12月上旬まで続く見通しで、収穫量は村全体で昨年と同程度の約110tが見込まれます。
収穫された果実の大半は、完成間近の新加工場でまるごと搾汁し、ドリンクやジャム等の加工品に使用。爽やかな酸味とほのかな苦味が特徴のじゃばらについてもっとよく知る絶好の機会です。北山村ののどかな景色の中で、じゃばらを味わってみてはいかが。
■じゃばらとは
村で一番の特産品として親しまれているじゃばら。ユズやダイダイ、カボスの仲間となる柑橘系果実で、日本で自生していたのが北山村だけなのだとか。
一本の原木からスタートしたじゃばら栽培は、今や村の産業を支える特産品にまで成長。多くのマスコミに露出したことでブームとなった今、9haのじゃばら農園を約15人の農家で管理する一大産業にまで発展したのです。
気になるじゃばらの味は、柑橘系ということもあり酸っぱいのですが、その後に残るほのかな苦味が独特。まろやかな風味の中に隠れたこの味こそが人気の理由でもあります。
【開催概要】
<初収穫>
日時:令和5年11月10日(金)7:30~12:00
場所:和歌山県東牟婁郡北山村竹原相須 北山村じゃばら農園
<収穫感謝祭>
日時:令和5年11月10日(金)10:30~11:30(※受付開始 10:00)
場所:和歌山県東牟婁郡北山村下尾井476 邪払神社(道の駅おくとろ敷地内)
収穫に関するデータ
収穫量:令和5年度見込み 110t(※昨年と同程度)
作付面積:8ha
農園管理:
5ha 村営農園(株式会社北山振興)
3ha 北山村じゃばら生産協同組合(参加農家数 33 戸)
生産本数:約5,000本(村営農園)
■「じゃばらの里の収穫祭」が今年も開催!
和歌山県北山村は、特産柑橘じゃばらの収穫を祝う、「じゃばらの里の収穫祭」が開催されます。今年13回目の開催となる収穫祭では、じゃばら商品の販売はもちろん、収穫祭限定グルメ「じゃばらバーガー」、地元の猟師が作る「しし鍋」の無料配布、花粉の親玉を退治する「じゃばライダーSHOW」、賞金5万円が貰える「大縄跳び大会」等、様々な催しや出店が行われます。
さらに今年は「じゃばらお料理コンテスト」を同時開催。参加店舗にはじゃばらを使ったオリジナル料理を作ってもらい、審査員投票でグランプリを決定するというもの。
【開催概要】
日時:令和5年11月12日(日)10:00~16:00 ※小雨決行、荒天中止
場所:おくとろ公園特設会場
主催:北山村青年会(お問い合わせ:0735-49-2331)
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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