
「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、神奈川県の「曽我の梅干し」。
小田原市の梅は、関東3大梅林にも数えられる曽我梅林を中心に栽培されており、神奈川県下で最も多い生産量を誇っています。
梅栽培の歴史は戦国時代の武将、北条氏が統治していた以前まで遡ります。かつて、箱根越えのための宿場町として栄えた小田原には多くの旅人が訪れましたが、曽我の梅干しは旅人の弁当の腐敗防止、疲労回復のためにとても重宝したと伝えられており、小田原の名産品となりました。
曽我の梅干しは塩と梅だけで漬け、土用干しで太陽の恵みを凝縮させる、「白漬け」と呼ばれる伝統的な方法で丁寧につくられており、梅本来の風味を堪能することができます。
曽我地域では家庭の日常食として、米に梅干しとちりめんじゃこを混ぜて出汁で炊き上げた「梅ごはん」が親しまれており、現在もその味は受け継がれています。
神奈川を訪れる際は、こだわりの梅干しをぜひ一度味わってみてください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-kanagawa/
【小田原市】
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/

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Drive! NIPPON編集部
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